乗り心地改善のご相談のあったトヨタ ラウムです。 平成21年式 CBA-NCZ20 1NE-FE 4AT 走行距離 23,000km 使用用途を考慮され、助手席回転機構とBピラーレスのスライドドアを備えた走行距離の短い中古車をご購入されましたが、100km程度の高速道走行でとても疲れ、一般道でも気持ちのよい乗り心地ではないとのこと。 ヴィッツと共用するプラットフォームと基本サスペンション。ヴィッツと比較して200kg程度重量増になるラウムでは劇的な改善は難しいのでしょうか?お客様と相談の結果、ショックアブソーバをKYB New SRスペシャルに交換することにしました。 フロント、リア共、純正装着はMADE IN JAPAN … [Read more...] about ショックアブソーバ交換だけで改善する乗り心地(トヨタ ラウム CBA-NCZ20)
トヨタ
電子デバイスを内製するトヨタの圧倒的な技術力(ハイブリッド車の中核)
プリウスなど、トヨタのハイブリッドシステムのモーター制御部の中核的なデバイスといえるIGBT(insulated gate bipolar transistor)は、実はトヨタの内製です。 車載用デバイスはとても厳しい条件が要求されます。そんな厳しい要求に応えられる半導体デバイスのサプライヤが居ないからと、チップレベルから内製する技術を確立し、進化し続けるトヨタ。それは、戦慄を覚える底無しの技術力です。 その内製したパワーデバイスだけではありませんが、ガウス分布の裾を切り落としてでも、不良率をゼロにしたいという強烈な思想は、品質安定性で他社が及ぶはずもありません。 自動車産業向けの品質マネジメントシステムの技術仕様であるISO/TS16949の「TS」はTechnical … [Read more...] about 電子デバイスを内製するトヨタの圧倒的な技術力(ハイブリッド車の中核)
ローコストメンテナンスの車齢20年(トヨタ カローラ E-AE100 車検整備・ラジエーター交換)
車検整備でお預かりしているトヨタ カローラ。車齢20年にしてラジエータの樹脂製アッパータンクからラジエータ液が滲み出しました。 平成7年式 E-AE100 5A-FE 4AT 走行距離 … [Read more...] about ローコストメンテナンスの車齢20年(トヨタ カローラ E-AE100 車検整備・ラジエーター交換)
ダブルネームは譲らない高品質の証(トヨタ純正ブレーキパッドの交換)
ディスク式制動装置のブレーキパッド。 近年のトヨタ車に装着されている純正品のブレーキパッドは、耐摩耗性が著しく向上しました。走行条件によっては10万キロ以上耐久するものが珍しくありません。新車の製造費用を少しでも抑える要求がある傍らで、過剰品質のようにも感じます。 消耗品類の耐久性向上は制動装置だけではありません。ファンベルトやスパークプラグといった数十年前なら2年毎に交換されていたような部品が消耗しなくなり、自動車自体の製品寿命に近似するようになってきました。 同じサプライヤのブレーキパッドでも、技術者や品質管理に携わる方々の譲らない思いがTOYOTAの文字に刻まれているのでしょう。 … [Read more...] about ダブルネームは譲らない高品質の証(トヨタ純正ブレーキパッドの交換)
トヨタ ヴィッツ 車検整備(CBA-SCP13)
24ヶ月点検と継続検査代行(車検整備)でお預かりしました。 平成16年式 CBA-SCP13 2SZ-FE CVT 走行距離 … [Read more...] about トヨタ ヴィッツ 車検整備(CBA-SCP13)
トレッドセパレーション(トヨタ ライトエース タイヤ整備)
高速道路を走行中、ハンドルにも伝わる振動がだんだんと酷くなってきたとのことで、ロードサービスをお受けになられ、持ち込まれたタイヤです。 拝見した瞬間、背筋が凍りつきました。 接地面の一部がタイヤの骨格部分から剥離しているのがわかると思います。 これは「トレッドセパレーション」という現象です。主に空気圧不足や、過積載、過荷重などでタイヤのたわみが大きい状態で走行を続けたときに起こります。 縁石に乗り上げるなど、強い力が掛かったときのタイヤの損傷は、このような接地面の分離(セパレーション)ではなく、タイヤ側面にコブ状の膨らみができますので、区別することができます。 スタッドレスタイヤから換装して1ヶ月程度経過して起こった不具合です。タイヤの製造年は2010年。換装時は、指定空気圧に調整し、目視点検は済ま … [Read more...] about トレッドセパレーション(トヨタ ライトエース タイヤ整備)
1セットしか在庫のない純正ブレーキパッド(トヨタ アレックス CBA-NZE121 車検整備)
車検整備でお預かりしているトヨタ アレックスです。 平成16年式 CBA-NZE121 1NZ-FE 4AT 走行距離 53,000km NZE121という型式のカローラベースの車両は多いはず。磨耗限界に近いフロントブレーキパッドのトヨタ純正部品を注文すると京都に1セットしかありませんでした。ブレーキパッドの求める性能を高次元でバランスしているのは純正パッドをおいて他にありません。 京都には、正規ディーラーを含め自動車整備工場がたくさんあり、多くのNZE121が入庫していて、消耗部品のブレーキパッド交換作業は1件/日以下ではないでしょう。 混雑する車検コースに注ぐ日差しは、もうすっかり初夏でした。 … [Read more...] about 1セットしか在庫のない純正ブレーキパッド(トヨタ アレックス CBA-NZE121 車検整備)
善意のヒューマンエラー(トヨタ アレックス CBA-NZE121 車検整備)
エンジン不調の処置後、調子がよく約半年経過したトヨタ アレックスは、僕が初めて拝見する24ヶ月点検(車検)の時期になりました。 平成16年式 CBA-NZE121 1NZ-FE(フライバイワイヤ式スロットル) 4AT 走行距離 … [Read more...] about 善意のヒューマンエラー(トヨタ アレックス CBA-NZE121 車検整備)
漏れを誘発する劣化したエンジンオイル(トヨタ ランクス CBA-NZE121 車検整備)
車検整備でお預かりしたトヨタ … [Read more...] about 漏れを誘発する劣化したエンジンオイル(トヨタ ランクス CBA-NZE121 車検整備)
ホンモノのラリー競技車両に触れる(トヨタ ヴィッツRS NCP13)
関東で国内ラリー活動中の自動車部の後輩が、休暇で帰省中に立ち寄ってくれました。 平成15年式 NCP13 1NZ-FE 5MT(4速クロス) … [Read more...] about ホンモノのラリー競技車両に触れる(トヨタ ヴィッツRS NCP13)
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