標準ではコンチネンタルを履くメルセデスA180(W169)に、お客様は静粛性と乗り心地向上の期待からブリヂストン レグノ GR-XIを選ばれました。 平成21年式 DBA-169032 走行距離 74,000km メルセデス承認タイヤではないものを履くことに僕は少し抵抗がありました。一番の懸念は早期摩耗です。 高速道を走行しないことを条件に、市街地走行では硬すぎるコンチネンタルの乗り味を改善したいとのご希望でした。 … [Read more...] about メルセデス A180(W169)にブリヂストン レグノ GR-XI を
ドイツ車
ポルシェ 981ボクスター サスペンション修理 ~ミッドシップの特性を考える~
足回り損傷の修理依頼がありましたポルシェ981ボクスターです。 山坂道走行中に車体姿勢の制御が難しくなり道路側溝へ脱輪したとのこと。事故からしばらくして入庫したボクスターは、特に左後輪を強打した様子で、極端にトーアウトしていました。 アルミニウム合金のトーコントロールロッドが大きく曲がっている他は、ホイールに損傷があるだけで、ボディーへのダメージがなく、極めて幸運な脱輪の仕方だったと言えます。他車との接触やお客様にお怪我もない様子でしたのでホッと安心いたしました。 ↓大きく曲がったトーコントロールロッド(左)。パーツ側面にはAlSiMgMnと表記があり、特殊な合金なのでしょう。これほどの曲がりでも破断しない粘りのある特性に驚きました。アルミニウム合金を多用するクルマ全体の構成も、使用する場所で様々な特性を持たせ … [Read more...] about ポルシェ 981ボクスター サスペンション修理 ~ミッドシップの特性を考える~
フォルクスワーゲン ポロGTIに履かせた ブリヂストン ポテンザ RE050A(VW 6R Polo)
ある車種に新車装着されているというブリヂストン ポテンザ RE050Aをフォルクスワーゲン … [Read more...] about フォルクスワーゲン ポロGTIに履かせた ブリヂストン ポテンザ RE050A(VW 6R Polo)
色褪せない思い出を愛車と共に(VW 9Nポロ 車検整備にて)
初めてご相談のあったフォルクスワーゲンは、すでに車齢が10年を超え、走行距離も相応でした。 平成18年式 フォルクスワーゲン 9Nポロ後期型 走行距離 … [Read more...] about 色褪せない思い出を愛車と共に(VW 9Nポロ 車検整備にて)
ABS警告灯点灯 ~不調を訴える 9N クロスポロ~
走行中にABS、ESPの警告灯点灯と、ブレーキ警告灯の点滅が現れ、ブレーキのフィーリングもおかしい気がするとご相談がありました。 平成18年式 GH-9NBTS BTS 4AT 走行距離 42,000km 国産車ではめったに起こらないABS系統の故障は、輸入車では目立つような気がします。高額なコントロールユニット一体型のABSアクチュエータの交換を迫られる診断結果が出ないことを祈ります。 早速、外部診断機を接続して車載コンピュータに記憶された故障情報を閲覧します。 ABSユニット内部故障を連想する故障情報にびっくりしますが、関連情報を検索して手順通りに点検すると、いとも簡単に原因箇所がわかりました。 整備要領書が手元になくてもWebから情報が引き出せる便利な時代になりました。 01200 - … [Read more...] about ABS警告灯点灯 ~不調を訴える 9N クロスポロ~
揺るぎないブランド・コンセプト ~キドニーグリルの向こう側~ (BMW E46 ラジエータ修理他)
年末年始にかけて、冷却系統修理のBMWが2台続けて入庫しました。 そのうちの1台、E46 … [Read more...] about 揺るぎないブランド・コンセプト ~キドニーグリルの向こう側~ (BMW E46 ラジエータ修理他)
三猿のソフィア ~BMW E46 318iツーリング ラジエーター修理~
「僕、サルになりますわ~(汗)」と、ボンネットを開け放ったまま、僕は苦笑交じりに言いました。 平成16年式 E46 318iツーリング 走行距離 … [Read more...] about 三猿のソフィア ~BMW E46 318iツーリング ラジエーター修理~
BMWのエンジン冷却系統(E87 130i ウォーターポンプ交換)
「オーバーヒートの警告表示が出ました。走れそうですからこのまま乗りましょうか?」 大晦日の夕方にお客様から連絡が入り、ぬるい油汗が額と背中を一瞬で濡らします。車検整備でお渡し後5日目の午後でした。 「お近くですか?エンジンを止めて安全な場所でお待ちください。」 車齢9年、走行距離17万キロ超のBMW。いろいろな不安箇所がありますが、全てに手入れするのは不釣合いと考えて車検整備は小範囲に留めました。クーラントの交換をしましたので、何か失敗があったのかと現車を見るまで気持ちが落ち着きません。 停車されている場所に到着し、まずはサブタンクのクーラント量が規定であることを確認して安堵します。エンジンを掛けると、さっきまで変な音がしていたが止んだようだとお客様はおっしゃいます。店まで10キロほどの距離をゆっくり回送しますが … [Read more...] about BMWのエンジン冷却系統(E87 130i ウォーターポンプ交換)
空冷フラット4 ポイントレスキット取付(VW type181)
平面的な外装意匠に幌。 シャシーコンポーネントは VW type1とほぼ共通の type181 … [Read more...] about 空冷フラット4 ポイントレスキット取付(VW type181)
バックギアが入りにくいスマートフォーフォー(GH-454031)
約3年ぶりにご連絡がありましたスマートフォーフォーのお客様。前回の整備は、エンジン警告灯が点灯してフェイルセーフ状態になったものを、スロットルボディの清掃だけで、特に部品を交換することなく快調になったというものでした。 その後、約3万キロ走行され、エンジンは至って快調だけれど、最近(特に冷間時)リバースギアに全く入らないことがあると、お困りの様子でした。 平成16年式 GH-454031 セミAT 走行距離 … [Read more...] about バックギアが入りにくいスマートフォーフォー(GH-454031)
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