「片側のヘッドライトの点灯状態が良くないので、ヘッドライトの電球くらい自分で交換しようと挑戦しましたが、ボンネット内から見る作業スペースが非常にタイトで驚きました。 そこで、参考になる情報を検索すると、正攻法はフロントバンパーとヘッドライトユニットを取り外すようです。 これでは私の手に負えないので、さらに調べていると、某動画配信サイトでタイヤハウスからアプローチして簡単に交換できる方法を見つけました。そこで再挑戦しますが、直視できない完全な手探りの作業のため、うまくできずに結局は断念してしまいました。 すぐに交換できるものと思っていましたので、試しに格安のHIDバーナーを購入しましたが、部品の手配も含めて交換をお願いします。」 と懇意のお客様から、ゴルフ7のHIDバーナー交換作業を承りました。 平成25年式 DBA-AUC … [Read more...] about 簡単に交換できる?! フォルクスワーゲン ゴルフ7 のヘッドライトHIDバーナー(DBA-AUCZJ, VW GOLF 7 )
輸入車
本気でメーカーが作ったサスペンションの実力(ルノー スポール ルーテシア3RS)
お客様が中古車で購入されたルノー ルーテシアは、足回りに変更が加えられてありました。 それは一般に「車高調」と言われる、名の通り車高(ライドハイト)を目的の値に調整できるアフターマーケット部品です。 一般の方が一般公道で使用される場合、機能を向上させる根拠のある値(車高、スプリングレート、ショックアブソーバの減衰力など)をご存じかというと、兎に角車高を下げて、レース車両のような外観を得ることがほとんどの目的かなと思います。 そして多くの場合、「車高調の乗り心地の悪さは、走行性能向上の代償」と勘違いされていることが残念で仕方ないのですが、ルノースポールのように、メーカーが本気で作ったスポーティな足回りは改変の余地がほとんどなく、乗り心地と操作性を両立した上出来の足回りになっているのです。 平成22年式 ABA-RF4C F4 … [Read more...] about 本気でメーカーが作ったサスペンションの実力(ルノー スポール ルーテシア3RS)
エンジン不調と警告灯点灯(ボルボ V50 CBA-MB4204S P2008)
走行中アクセルを強く踏み込むと、品の無いバイクのような音がしはじめました。 それを気にしつつ、でも踏み込まない限りはそうした音も出ないので、ゆっくり帰ってきたのですが、 スーパーで買い物して再出発するとエンジン警告灯がつきました。消えないまま5分ほど乗って帰宅しました。 エンジン不調とエンジン警告灯点灯のご相談です。 平成21年式 CBA-MB4204S 走行距離 … [Read more...] about エンジン不調と警告灯点灯(ボルボ V50 CBA-MB4204S P2008)
サイドフロー式ラジエーター採用のフィアットパンダ(ZFA312 FIAT 3rd Panda ラジエーター交換)
エンジンオイル交換のとき、僕はオイルレベルゲージよりも先にクーラントのサブタンクを見ます。水冷エンジンにとってクーラント不足は致命傷を与えることがあり、レベルチェックはとても大切だからです。 タイミングベルト交換後初めてのオイル交換時、3代目フィアット パンダのクーラントレベルはMINを下回っていました。 平成26年式 -13909- ZFA312 169A4000 5MT 走行距離 … [Read more...] about サイドフロー式ラジエーター採用のフィアットパンダ(ZFA312 FIAT 3rd Panda ラジエーター交換)
フランス車の構造と整備性について(プジョー206CC クラッチ修理、ショック交換、乗り心地改善)
クラッチ操作時に異音や違和感が出てきたということでお預かりしたプジョー206CCは、クラッチ摩耗が進んで固くなったクラッチペダルをギュッと踏み込むと、ペダルを踏む足裏にエンジン回転周期のキックバックを感じるほど状態が悪化していました。 平成14年式 GF-M206CC RFN 5MT 走行距離 98,000km フロントフェンダーに貼付された16 … [Read more...] about フランス車の構造と整備性について(プジョー206CC クラッチ修理、ショック交換、乗り心地改善)
混沌のダイアグノスティック ~シトロエンC3 エンジン不調 P1336, P1337, P1338, P1339, P1340~
仕入れた車両回送中にエンジン警告灯が点灯し、エンジンの調子が良くない。簡易スキャナーの結果はP1339で、Webで内容を調べるとクランク角センサーのようだと、同業者様からクランク角センサー交換の依頼がありました。1気筒機能していないようにも感じるとイグニッションコイルも1本ご用意くださいました。 平成23年式 シトロエンC3 ABA-A55F01 5FS 4AT 走行距離 … [Read more...] about 混沌のダイアグノスティック ~シトロエンC3 エンジン不調 P1336, P1337, P1338, P1339, P1340~
特注コイルスプリングを用いたサスペンション適正化 ~ローダウン傾向の改善~(アルファロメオ GF-916C1 GTV V6 3.0)
長年の懸案だったアルファGTVの車高(ライドハイト)。 初めて拝見してから早5年が経過しました。 平成13年式 GF-916C1 V6 3.0 6MT 走行距離 116,000km 当時、約7万キロ走行だったGTVは特にフロント側の車高が低く、路面の軽い凸部で底突きする状態でした。 オーナー様は、『スポーツカーだから低い車高は仕方がない』と、マンホールを避けたり、大きな段差では速度を落とすなど、普通に走れる状態ではないのを特別な走法で回避されている様子でした。 いくらスポーツカーだからと、一般道を快適に走行できない市販車はどこかが間違っています。 《以前の記事》サスペンション組み直しによる乗り心地改善(アルファロメオ GTV 3.0 V6 … [Read more...] about 特注コイルスプリングを用いたサスペンション適正化 ~ローダウン傾向の改善~(アルファロメオ GF-916C1 GTV V6 3.0)
内張剥がれは輸入車の宿命??(アルファ147 天井内張り修理)
ルーフシェルから剥離した布地が、だらりと垂れ下がります。 布地とシェルの間に介在する発泡ポリウレタンのスポンジが、高温や多湿の環境で加水分解して、布を保持できなくなるのが原因です。 平成18年 アルファ147 GF-937AB TwinSpark Selespeed 走行距離 53,000km 輸入車は日本の気候・環境に合わないからと言われますが、きっと本国でも程度の差はあっても同じでしょう。ポリウレタンの加水分解は回避できないのです。 こちらのアルファロメオは、車齢14年で完全に布地がシェルと分離し、全ての座席で頭頂部に布地が触るようになり修理を承りました。 A, B, … [Read more...] about 内張剥がれは輸入車の宿命??(アルファ147 天井内張り修理)
イタリア車のタイミングベルト交換時期について(フィアット 3rd. パンダ Fiat Panda 312)
例えば、アルファロメオ(+ξ)の直列4気筒ツインスパークのタイミングベルト交換時期は、オーナーズマニュアルに65,000kmもしくは4年のどちらか早い方という記載があります。 ツインスパークの載る個体は、もはや動体保存の色合いが濃くなってきていますから、これからは4年間で1万キロも走行しないかもしれません。 積極的に通勤などで使用しているオーナー様は、マニュアルに記載のある推奨距離・年数の中間をとって、4万キロ毎に交換されている例が非常に多いと思いますが、経年や保管環境も重要と感じた事例が、今回の3代目パンダのタイミングベルト交換です。 平成26年式 -13909- 169A4000 5MT 走行距離 … [Read more...] about イタリア車のタイミングベルト交換時期について(フィアット 3rd. パンダ Fiat Panda 312)
イタリア車のタイミングベルトに臨む(アルファロメオ ミト イモラリミテッド)
鮮やかなジャッロ・コルサに彩られたイモラリミテッドは、150台限定の特別仕様。 4年毎とも4万キロ毎ともいわれるイタリア車のタイミングベルト交換の頻度は、国産車のそれより短期で、関連部品の品質の違いがその差と考えて差し支えないと思います。 平成21年式 ABA-955141 199A8000 6MT 走行距離 … [Read more...] about イタリア車のタイミングベルトに臨む(アルファロメオ ミト イモラリミテッド)
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