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KYB スーパースペシャル for STREET (TA-BH5 スバル レガシィ 乗り心地改善 ショック交換)

先日、24ヶ月点検でお預かりしていたBH5 レガシィ ツーリングワゴン。

ノーマルで備わる倒立ラム式カートリッジは、ピストンロッドの動作が極端に渋く、アブソーバの機能を果たしていませんでした。

機能不全は左前輪。路面から強い入力が加わると、アブソーバのロッドが縮むより先に硬質ラバーのアッパーマウントが大きく変形し、正常な状態では干渉しない金属衝突の不快な異音を伴っていました。

純正で装着されるビルシュタイン製の倒立型ショックアブソーバはとても高価です。倒立型は剛性に有利と言われますが、ハードな走行を繰り返すラリー競技でも、僕は正立式で剛性不足を感じることはありませんでした。


過去にスバル インプレッサ GDB の倒立型(STi製)から正立型(KYBグラベル競技用)に変更したことがあり、お客様には大変好評をいただいてますから、特に倒立型という型式にこだわる理由はないのかなと思います。参考記事:あなたのクルマ、間違った足回りになっていませんか?(スバル インプレッサ WRX STi GDB)

そして、少ない選択肢から目に留まったのは、KYBのスーパースペシャルでした。

かつて「ラリスペ」と称され、愛された スーパースペシャル for ラリーの血統を継ぐ名品です。僕もラリスペの操作感が好きで、他のアブソーバより少し高価だったのを頑張って購入した現役当時が懐かしいです。

非常にコストパフォーマンスに優れたショックアブソーバなのですが、残念ながら継続生産されてなく、在庫限りで廃番とのこと。今回は残り6台分の在庫から1台分取り寄せました。

特にリア側は、手の届きやすいシェルケース側面に大きなダイヤルで減衰力調整が手軽に行えます。乗り味に関わるユーザーと自動車の接点の追加は、忘れかけた愉しみを思い出させてくれるかもしれません。

今週末の装着がとても楽しみになってきました。

次回『純正ビルシュタインから KYB スーパースペシャルへ (TA-BH5 レガシィ ショックアブソーバー交換)』に続く。

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