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ダイハツ車 アルミ製オイルパン ドレンボルトについて

一時期、スズキのK6Aでアルミ製オイルパンのドレンの雌ネジが痛む事例が多発しました。スズキ車ドレン雌ネジ損傷事例

規定トルクがスチール製のオイルパンと比較して小さいので、オーバートルクは厳禁なのですが、ユーザーご自身でオイル交換されたりする場合など、アルミオイルパンの扱いに不慣れな作業者がトラブルを引き起こしていたようです。


スズキはその後、K6Aのある世代からロングドレンボルトを採用、多少のオーバートルクにも耐えられる構造になりました。この頃から雌ねじトラブルはほとんどなくなりました。(僕は初期のK6Aにはロングボルトに交換しています。)

一方、ダイハツです。往年のEFに変わってKFエンジンとなり、オールアルミエンジンになりました。重量低減や冷却効率向上のためでしょうか自動車メーカー各社エンジンオイルパンはアルミ製になっています。

写真は同年式、別車両のダイハツS321Vのドレンボルトです。調査はきちっとしていませんが、当方管理車両には、長いボルトと短いボルトが混在しています。トラブルは未然に防ぐのがよいので、短いボルトを見つけたら、その場で長いタイプに交換するようにしています。

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