カテゴリ: 三菱

ミニカ(H32A)間違いだらけのユーザーメンテナンス


ミニカです。前回記事のものと違い3G83エンジンです。
つい最近、水温計の針がいつもより上がったので、水を足したが調子が悪いので診て欲しい。
ということで、入庫したのは 平成8年式 H32A 3G83 走行距離107,000km。
ボンネットを開けてオイルレベルゲージを抜きますと…
ありえない色のエンジンオイルが付着してます。
慌ててフィラーキャップを開けましたのが冒頭の写真です。
オーバーヒートでヘッドガスケットでも抜けたかと思い、ユーザーに再度問診しますと、水温計の針は上まで上昇したわけではなく、心配だから水を足したとおっしゃいます。
もうお分かりですね。
エンジンオイルのフィラーから水を注入したようです。
水温計センサ直上のラジエータホースからラジエータ液のにじみがありましたので、若干の電流が流れて水温計が上昇した可能性がありますが、症状を再現することができませんでした。
このエンジン、長持ちはしないだろうなぁ。

Published by