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ミニカ(H31A)エンジンオイル漏れ修理


ミニカのエンジンオイル漏れ修理です。
ガレージの下に黒いオイルのしみがつくようになった。簡単に直るようなら直して欲しい。
ということで入庫しました。
平成10年式 H31A 4A30 走行距離99,000km。
オイルパン周りとエンジン-ミッション間にエンジンオイルの付着が多く見られます。
記録簿を確認しますと、約1年前の車検時にタイミングベルト一式の交換時、カム、クランクのオイルシール、バルブカバー、プラグホールのパッキン、ディストリビュータのOリングが交換されていますので、確認のみで、今回のオイル漏れ箇所からは除外できそうです。
オイル管理の悪いお車でして、エンジンオイルフィラーキャップを開けると大量のスラッジが付着していました。
皆さんご存知の通り、オイル交換を怠ると、酸化したエンジンオイルがパッキン、シール類に大きなダメージを与えます。エンジンオイルをマメに交換している車でも熱硬化しますが、酸化オイルに晒されると硬化が促進される、そんなイメージがあります。
さて、オイル漏れ箇所を特定するために、一旦スチーム洗浄をし、長時間アイドリングを続けました。
すると、オイルパン周りからにじみ始めましたので、オイルパンのシールをやり直すこととしました。
シールカッターを一箇所に打ち込むだけでいとも簡単にオイルパンがはがれましたので、全体的にシール不良であったことがわかります。
僕は、オイルパンの液体ガスケットにはトヨタのシールパッキンブラックを使います。
どれでも大差ないと思いますが、コレが一番好きです。
三菱車の場合、エンジンオイルフィラーキャップとPCVバルブのパッキンだけ部品供給がありますので、併せて交換しておきました。

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