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走行20万キロの車検ではこんなところが…(EBD-DA64V スズキ エブリイ)

24ヶ月点検と継続検査代行(車検整備)でお預かりしたスズキ エブリイ。

平成18年式 EBD-DA64V K6A 3AT 走行距離 205,000km

年間平均して約25,000km走行、新車から継続的に拝見しているお車です。適切な油脂類、消耗品類の交換のみで大きな故障もなく、ついに今回の車検で20万キロを超えました。


新車から丁寧な手入れをしておりましたので、エンジン、変速機とも非常によいコンディションを保っています。

逆に自動車のメンテナンスの基本となる液体類の交換や消耗品類の交換を怠ると、どんな高級車も7年経過すれば砂上の楼閣。
不具合が現れたときには手遅れということが珍しくありません。

今回もATF(スズキ純正3317)を含め、消耗品類の交換。適宜、優良社外品(NGKスパークプラグ、DJエアクリーナ)を使用します。


点検を進めていくと、サスペンションロワーアームの関節にあたる「ボールジョイント」に非常に大きなガタツキが確認できました。

ダストブーツに亀裂はありませんでしたので、走行距離相応に磨耗が進んできたのでしょう。

放置しておくと脱落して走行不能に陥る重要な箇所です。特に入念に点検する場所になります。もちろん保安基準不適合ですので、ロワーアーム一体のボールジョイントを交換することにしました。

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