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ノックバックの原因は(スバル インプレッサSTi GH-GDB ハブベアリング交換)

走行中にブレーキペダルを踏むと奥にスーッと沈みこむ。そして慌てて2回目を踏むと踏み応えが戻るというトラブル。

平成14年式 GH-GDB EJ20ターボ 6MT 走行距離 89,000km


以前から同様の症状が出ていたようですが、気になる頻度ではなかったとのこと。この夏に長距離運転をしてから以降常に症状が発生するようになったとおっしゃいます。ブレーキの油圧系統の液交換の依頼がございましたが、おそらく他の部位でしょう。

パワーステアリングベルトから異音が出ていることも併せて伺っていましたので、据え切りして点検をしますと、ハンドル操作で前輪に横方向の負荷をかけた直後にブレーキペダルの沈み込みがあるのを発見しました。

いわゆる「ノックバック」という現象です。

ハブベアリングのガタが過大になり、ディスクローターに振れが生じてキャリパーピストンを押し戻していたようです。2回目に踏み応えが戻るのも理屈通り。

↓リフトアップして点検、左前輪に大きなガタが確認できました。

次回『ハブを分解したら…(スバル インプレッサSTi GH-GDB ハブべリング交換・ブレーキノックバック)
』に続く。

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