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アルファダイアグ AlfaDiag を使ってみる(その4、最終回)アルファロメオ 156TS セレスピード (GF-932A2 Selespeed) エアバッグ警告灯点灯

前回『アルファダイアグ AlfaDiag を使ってみる(その3)アルファロメオ 156TS セレスピード (GF-932A2 Selespeed) エアバッグ警告灯点灯』の続きです。

エアバッグECUにアクセスするためにはインターフェイスケーブルの改造が必要とわかったアルファダイアグ。インターフェイスケーブルを自分なりに作ってみました。

切り替えスイッチを設け、エアバッグECUとエンジンECUとに切り替えられるようにしました。もちろん、変換ケーブルを作成するというのも一つの方法ではありますが、一度の診断で挿抜の手間が省けるというのが切り替えスイッチ方式の魅力ですね。

では、診断を開始します。ハンドル横のヒューズボックスに接続コネクタがあります。

MY97 Airbag をメニューから選択し、接続ボタンをクリックします。

無事アクセスに成功したようです!(思わずガッツポーズ)

そして、フォルトコードを呼び出します。

1つのコードが見つかりました。

詳細は助手席サイドエアバッグの配線の断線の様子。現車を確認しますと、人の手が加わった形跡があり、配線修理をやり直し、無事修理完了。不調の場所が判れば修理は簡単です。

海外には安価で十分使えるソフトがあるとわかったことが今回の一番の収穫でした。各ECUにアクセス可能になった今、少しこの輸入車に自信がつきました。

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