クラッチのオーバーホールでお預かりしたのは、トヨタのライトエース。
この年代のタウンエース・ライトエースは、まだまだ現役で活躍する車両です。
平成19年式 GK-KR42V 7K-E 5MT 走行距離 116,000km
作業スペースは十分広くて、トランスミッションの脱着は比較的容易な車種です。
ところが、注文した純正クラッチ部品のうち、クラッチカバーがメーカー欠品で、納品まで約10日との連絡が入りました。
正規ディーラーを含めて、他所でのほとんどの修理が、純正ではない社外品を使用しているのではないでしょうか。
ブレーキパッドが純正と非純正で明らかに差を感じていますので、同じような摩擦材を使用するクラッチについては、交換が比較的困難ですから無難な純正を選択します。
取り外したクラッチディスクは均一に摩耗して、ほどなく摩耗限界に到達しようとしていました。
TOYOTAとAISINのダブルネームは高品質の証です。