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スバル軽自動車の乗り心地が特別なワケ(スバルR2 CBA-RC1 KYB NewSR取付)

かつて、車齢10年もしくは走行10万キロ、どちらか早い方を乗り換えの目安とされていた時代がありました。

そして、「最近のクルマは、とても長持ちするようになった」という印象をお持ちであれば、それも間違いではありません。


国産自動車は、部品一つ一つの品質が日進月歩で向上し、メンテナンスらしいメンテナンスをしなくても車齢10年、走行10万キロは軽く到達しますし、油脂類や定期交換部品のメンテナンスをきっちり実施するクルマは、車齢20年、走行20万キロが普通になってきているからです。

さて、継続検査でお預かりしたスバルR2です。

平成16年式 CBA-RC1 EN07 CVT 走行距離 91,000km

かつての乗換目安だと、車齢10年は軽く超えているし、走行距離ももう少しで10万キロ。

4年前に中古車としてご購入されたお車ですが、毎年の定期点検と良質のエンジンオイル交換を欠かさず行い、燃料もハイオクを常時注入。乗り始め当初よりストレスなく走行できるようになってきたとのこと。

確かに、お預かりして店の中を移動させていてもトルクの太さを感じます。

右旋回で左後ろからコンコン…と異音がするとのことで、サスペンション周りを点検したところ、ショックアブソーバから大量のオイル漏れが見つかりました。

スバルの軽自動車はこのようにリアが独立サスペンションになっていて、マクファーソンストラット式です。他メーカーの軽自動車は、リアがトーションビームの簡単なものがほとんどなのですが、妥協しない作りこみが走行中のボディーの安定を与えます。普通車と遜色ないハンドリングは、このような足回りの構造に依るところが大きいのでしょう。

そして、大量にオイル漏れしているショックアブソーバは、減衰機能はかなり損なわれているはずなのに、異音以外、それほど違和感を感じないのは、基本構造がしっかりしていてシンプルゆえでしょう。

左リアショックアブソーバが異音の原因でしょうから、走行距離を考えて1台分のショック交換を実施します。

純正よりリーズナブルで、減衰特性もしっかりしたKYB NewSRスペシャルは、小さめの軽自動車にはよく合います。アッパーマウントと共に交換しました。

偶然、ショックアブソーバのシェルケースがボディーカラーと同系色で、まるでオーダーメイドのような仕上がりです。

違和感がないと感じていた乗り心地は、やっぱりショックアブソーバが劣化していたとはっきりわかる「超安定」を得ました。

R2のKYB NewSRスペシャルのメーカー在庫は僅少とのことです。まだまだ活躍できる車種ですから在庫切れのあとも是非継続して生産してほしいと思います。

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