クルマの各パーツの経年劣化は避けられません。
蓄積した汚れや、劣化した部分はホンの少しだけれども、全体が古びて見えてしまいます。
アルミホイール内側にこびりついたブレーキダストの汚れは、そう簡単には落とせませんが、ドラッグストアなどで簡単に入手できる〇〇〇〇〇を使うと、ホイールの塗装を痛めることなく、右側の状態くらいまでは綺麗にすることができます。
スポークの隙間から見えるホイール内側が綺麗だと、ホイール全体が綺麗に見えるのはずなのですが…
残念ながら、この年代のスバルのアルミホイールセンターキャップは、塗装の劣化が著しく、茶色く変色した素地が表面に現れて、全体が古く見えてしまいます。
センターキャップは簡単にホイールから離脱できますので、再塗装してみましょう。
鈑金職人さんから譲り受けたMADE IN USAのデヴィルビスのLPHVガンは、年代モノですが、缶スプレー塗装と違って、非常に繊細で柔らかなミストを噴射し、僅かな練習で綺麗な塗装ができます。
プライマー塗布後の足付け塗装はこのような感じです。優しい塗料霧が均一に薄く乗っているのがわかると思います。
シルバーは大まかに調色します。センターキャップは調色を詰めなくても見た目の違和感が出にくいので、ほどほどにしました。
最後にクリアーコートを3回。
いい仕上がりになったと思います。
ワイパーブレードの艶消しブラックの再塗装や、
ルーフレールのプラスチック部品も紫外線による影響を受けやすく、再塗装するとクルマ全体が引き締まりますね。
こちらのレガシィは車齢が23年になりました。ビシッと綺麗に仕上がったと思います。末永く大切にお乗りいただけると嬉しいです。