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エアフロ交換でアルファサウンドは蘇るか(アルファGTV V6 3.0 GF-916C1 )

エンジン回転5000rpm付近で、必ず息つき(加速の途切れ)が見られます。そして最近になってアイドリングも落ち着かなくなってきたように感じます。少し前に相談した場所では、『そんな回転数まで回します??』と的外れな答えしか得られず、すっきりしない状態が続いています。何か手立てはありませんでしょうか。

と、アルファGTV V6 3.0L にお乗りのお客様からご相談がありました。

平成13年式 GF-916C1 V6 3.0 6MT 走行距離 92,000km


いくつか原因は考えられますが、走行距離10万キロ近く走行されているお車です。エンジン警告灯の表示がないエンジンの不調ですから、エンジンの吸入空気量を計測するエアフロメーターが経年変化(経年劣化)しているかもしれません。

直列4気筒のツインスパークでエアフロメーター交換後、同様の不調が解消した例が何例もありましたので、まずは新品に交換することをお勧めしました。

部品在庫を問い合わせると数が少ないながら国内にあり、早速取り寄せます。

非純正の安価なエアフロメーターが何種か販売されているようですが、例えサプライヤーが同じものでも、純正部品の品管を通過したものを選びたいと思います。

特に今回のように見込みで部品交換するときは確実な選択が安心なのです。

ボンネットフードを開放し、助手席側の前方にあるエアフロメーターは、吸気ダクトを取り外すとすぐ手の届くところにあります。

一度も離脱したことのない場所には固着が見られますので慎重に作業して交換完了。

作業する傍らで愛車の処置をご覧になられたオーナー様は、エアフロ交換直後のステアリングを僕に譲ってくださいました。

「おおっ。全然音が違いますね。これこれ、これです。気持ちいい音が戻りました!何か物足りなかったのは段々調子が悪くなってたんですね。」

エアフロメーター交換は、絶妙にチューニングされたアルファサウンドを整えてくれたようです。

作業の内容に色々ご理解いただいたオーナー様に、この場をお借りして厚く御礼申し上げます。

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