エアバッグ警告灯点灯の原因は?(フォルクスワーゲン ポロ 9N 車検整備)

24ヶ月点検と継続検査代行(車検整備)でお預かりしてますフォルクスワーゲン9Nポロ。

エアバッグ警告灯が点灯しています。

昨年中古車でご購入された直後にエアコン不調で、保証修理ということで室内空調装置整備のためダッシュパネルの離脱を行ったそうです。不慣れな作業だったためかあちこちにその痕跡が残ります。お客様は、エアバッグ警告灯点灯の原因を購入先にお求めになられましたが、外部診断機の用意がなかったようで原因不明のまま継続検査(車検)の時期になりました。


専用スキャナーVCDSを接続します。

エアバッグECUにアプローチ。

フォルトは過去の検出1つのみで、助手席エアバッグイグナイタ(点火装置)の抵抗値過小と出ています。

一旦消去します。

時々助手席エアバッグ警告灯の点滅があるとのことでしたので、ダッシュパネル脱着時以外にも時々不調が出るようです。グローブボックス内のキースイッチをOFF側に操作して、助手席エアバッグを強制停止。その後の状況をご覧いただくことにしました。

そして、6月に入っても輻輳が止まない車検場です。継続検査(車検)は難なく合格し、車検証有効期限は2年延長されました。