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社外部品に注意! スズキ スイフト DBA-ZC11S 車検整備

スズキ スイフトを車検整備でお預かりしました。同業他社廃業のため、今回から僕が車検整備を承ることになりました。

平成17年式 DBA-ZC11S M13A 4AT 走行距離 76,000km


異音を発していたエンジンマウントの交換や、エンジンオイル、タイヤの交換などでお預かりしたことがありますので、初めて拝見するお車ではありません。24ヶ月点検項目に沿った点検整備するのが初めてとなります。

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入庫直前の出来事で、バッテリー上がりと思ってロードサービスを呼んだら、バッテリーのターミナルが緩んで脱落してたということと、ここ最近、乗り始めにブレーキの鳴きがひどいので入念に点検して欲しいとのことです。

まずバッテリーターミナルはバッテリーのテーパー電極への勘合不良でした。マイナスターミナルはロードサービスのサービスマンが処置済みでしたが、プラスターミナルは不適切な装着状態でした。浅く組み付けると締結力が不足し、しばらく時間が経過してから脱落することがあります。

次にブレーキ鳴きの点検。試運転で、リアブレーキからの異音発生を確認し、分解しますと…

リーディングシューに無印字の社外品が装着されていました。純正品はリーディング、トレーリングセットでの供給がないため、磨耗の進むリーディング側だけの供給のある社外品を選択したのでしょうか?ディスクパッドもブレーキシューも社外品はいろいろな不具合が発生することが多いと感じます。

鳴きの他、早期磨耗、多量ダスト、制動力不足… など。特別な理由がない限り、社外品の使用は避けるのが無難です。

エアクリーナエレメントはドライブジョイを選択。何度も申し上げていますが、社外品が全て良くないのではありません。

スズキ車にドライブジョイのエアクリーナ。良否の見極めが大切と思います。

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