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新潮流を感じたコンパクト(トヨタ ヴィッツ TA-SCP10 車検整備)

24ヶ月点検と継続検査代行(車検整備)でお預かりした初代ヴィッツです。

平成13年式 TA-SCP10 1SZ-FE 4AT 走行距離 71,000km

新型車発表のあった1999年の衝撃は今でも記憶に新しく、軽自動車と普通車の狭間で曖昧に位置していたコンパクトカーは、ヴィッツの登場でその後、確固たる分類になるのです。

小さな(Small)新型車。まず後席に座って、その広さに驚きました。
ヘッドスペースもレッグスペースも十分。これなら大人4人で長距離ドライブも苦痛ではありません。

小さな車でも安全(Safety)。
全車ABS、エアバッグ標準装備。そしてGOAと称する衝突安全性能を小柄なボディに盛り込みました。この世代から自動車のAピラーの太さがまるで違います。そして適所に各種ハイテンションスチールを配置して、かつての競技車両並みのボディー剛性感を実現したのです。

新車発表会のあった販社の周りの試乗コースは短いものでしたが、そのボディーの出来栄えを感じるのに十分な距離でした。
街を走っても決して惨めな思いをしない洗練された可愛いデザインは、ギリシャ人が手がけたと聞きました。
制約だらけで購入した過去のコンパクトとは違って、積極的に選択した満足(Satisfaction)の1台。

Small、Safety、Satisfaction

時を経ても色褪せない初代のコンセプト。新潮流は3つの「S」に集約されていたのでした。

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