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エンジン前後揺動を受け止めるトルクロッドの交換(トヨタ エスティマ TA-ACR30W)

24か月点検と継続検査(車検整備)でお預かりしたトヨタ エスティマ

平成13年式 TA-ACR30W 2AZ-FE 4AT 走行距離 130,000km

受け入れ直後の状態確認走行時、アクセルのON、OFFで気になる異音が発生していました。エンジンと車体の間には振動が車体に伝わりにくくするためのゴム製マウントが備わります。

エンジン軸に加速、減速による回転力が発生すると、ゴム製マウントは捻じれてエンジン本体は大きく揺動します。こちらのエスィテマにはエンジン上部にエンジン前後方向の動きを規制するためのトルクロッドというエンジンマウントの一種が備わります。

その他のエンジンマウントとは機能が違うせいか、他のマウントは正常でも、トルクロッドはこのようにゴム部が破断してしまう例があります。

新品に交換し、アクセル操作にも変速動作にも滑らかに走行する良好な状態に戻りました。

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ITS