24ヶ月(車検~車検)を待たずLLC交換を実施します。
平成19年式 CBA-TD54W 5MT 走行距離 100,000km
ロングライフクーラント(LLC)の最も大切な性能と考える「防錆性能」。経験上、LLCに与えた熱の積算と、防錆性能低下に強い相関を感じます。年間走行距離30,000km以上、高負荷運転多用、長時間アイドリング。いずれかに当てはまる場合はメーカーが推奨する2年毎の交換サイクルよりも早く交換を実施するのがよいでしょう。
こちらのエスクードはそのいずれにも該当し、エンジンオイル交換のときに拝見したサブタンク内のLLCの色から早期交換をお勧めしました。エスクードから抜き取ったLLC色は鮮やかさがなくなり、交換時期を越えていることを示します。しかし、意外だったのは消泡性能が低下していなかったこと。
「タライ」に滴下する古いLLC、ビールのような細かい泡が水面を覆うことが多いのですが、こちらは泡立ちが全くありませんでした。消泡性劣化の原理にとても興味がわきます。
カタログデータで容量7.3リットルのところ、ラジエータドレーンから6リットルと少し排出できましたので、ほとんど交換できたことになります。車検時にもう一度交換しましょう。
あ、かわいいですね(^^)