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トヨタ マークⅡパワーウインド作動不能 故障修理(TA-GX110)

トヨタ マークⅡです。運転席の窓を下げたら、スイッチ操作しても上がらなくなったと入庫いただきました。ドアガラスが開いたまま作動不良に陥ると雨水の浸入の心配もありますが、防犯上よくありません。

平成13年式 TA-GX110 1G-FE 4AT 走行距離67,000km


ワイヤー式のパワーウインドレギュレータは故障することが比較的頻繁ですが、こちらのようなパンタグラフ式の場合、レギュレータ部のトラブルが極端に少なくなります。

今回もスイッチの不良が濃厚ですが、きっちりと原因をつかんでおく必要があります。内張りを離脱し、パワーウインドモーターに接続する配線色を確認。

スイッチの集中コネクターの同色配線にバッテリ電圧を印加してパワーウインドモーターを直接駆動してみます。

すると下がったままだったガラスが動きました。

次に故障していると思われるマスタースイッチを接続。下がる方向は問題なく動きますが、上がる方向はスイッチの節度も甘くうまく接点が機能していない様子です。他のウインドガラスは問題なく動作しますので、マスタースイッチの不良と判断して新品に交換しました。

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