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クライスラー300Cサンルーフ異音(LX57)

クライスラー300Cです。約1年半前に走行時サンルーフ部からの異音でお預かりした車両です。

平成18年登録 LX57 走行距離25,500km

前回修理の原因は、助手席側サンルーフレール取り付けボルトの緩みでした。1回転くらい締まりました。この修理の際、反対側(運転席側)のレール取り付ボルトも確認しところ、緩みどころか最初からボルトが取り付けられていなかったのです。

ただし、レールは複数本のボルトで取り付けられてありますので、脱落の心配はありません。緩んだボルトを締める程度なら、何とか天井の内張りの隙間からできるのですが、ボルトを一から挿入するとなると大変困難。通常、天井の内張りを外す必要がありますから、技術料(部品代も)も相応になります。

緩んでいた助手席側のボルトを分解最低限で締めることができて異音が解消したので、高額な処置をせずにお客様にお渡ししました。ところが、1年半経過してまた音が出だしたとの連絡が入りました。

やはり取り付けられていなかったボルトを取り付けないといけないようです。(そもそもボルトが入っていないことがおかしいのですが…)

ミラーで位置を確認します。

分解最小限の作業に挑戦。フレキシブルマグネットとロングスパナを駆使して狭い隙間にボルトを挿入できました。もちろん異音解消。やはり気がついた時点で処置しておくべきでした。

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