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マスターエースサーフ(E-YR21G)クラッチ修理

マスターエースサーフが入庫しました。

平成2年式 E-YR21G 5MT 走行距離120,000km。

「クラッチペダルが固くて踏み込むのに疲れる。これはこんなものなのでしょうか?」とのことで早速症状を確認します。

実際踏み込んでみますと、とても固くて運転に集中できないくらいです。

「こんなもの」ではありませんので、お預かりすることにしました。

簡単な故障事例ですので、結果から申しますと、クラッチディスクの摩耗が進んだ→だんだんクラッチ操作が重くなってきた→それでも無理に踏み込んでいたのでマスターシリンダプッシュロッドの先にあるダンパーに曲がりが生じてうまく踏力が伝達できなかった。

という感じです。

マスターシリンダから液漏れもありましたので、インナーキットの交換を実施しました。

ワンボックス車のクラッチオーバーホールは、クラッチ本体よりマスターシリンダの脱着の方が時間がかかります。

メーターパネルを外したりしてその奥にあるマスターシリンダを取り外すのですが狭く体勢も良くありません。

元のクラッチディスク&カバーは社外品でしたから、少なくとも一度はクラッチオーバーホールを実施していたようです。

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