以前からブレーキを掛けたときの耳障りな音（いわゆるブレーキ鳴き）のご相談を受け、まだまだ残量のある非純正ブレーキパッドを都度、応急処置で対応していました。
平成16年式 CBA-NCZ20 1NZ-FE 4AT 走行距離 104,000km
非純正パッドに起因するブレーキ鳴きであることは確かなのですが、「鳴き」以外には問題がなく、装着間もない残量にもったいなさを感じて、継続使用をお客様にお願いしていましたが、半年ほどしか改善しない異音で、運転時の注意が逸れるといけません。
今回の定期点検を機会に純正品に交換することにしました。
理由があって正規販社でも日常的に装着される非純正ブレーキパッドです。こちらのラウムもそうでした。
純正ブレーキパッドは、消耗部品にもかかわらず、京都の一番大きなトヨタ部品共販にも在庫は１つしかありません（以前は在庫がなく取り寄せでした）。
純正はすごく長持ちします。
耐摩耗性に随分差がある以外に、冒頭の写真の通り、純正品は面取り形状に工夫があります。内側と外側で形状が異なるほか、断面が曲面ですから、特別な理由があるのでしょう。
ブレーキパッドに限らず、どんな小さな部品でも純正以上の品質はありません（ただしエンジンオイルは別です）。
もし、社外部品を装着して良い結果が得られたならば、それ以上に失ったものがあると考えて差し支えないでしょう。
