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トヨタ エスティマ エンジン警告灯点灯(最終回、TA-ACR30W P0172 リッチ異常)

前回記事『トヨタ エスティマ エンジン警告灯点灯(その2、TA-ACR30W P0172 リッチ異常)』の続きです。

P0172 リッチ異常で不調になったトヨタ エスティマは、3年前にヒーター断線でO2センサーを新品に交換していました。


当時、僕は純正品を勧めましたが、「優良社外品」と称する純正同等品を選択。主な理由は修理費用の抑制です。

わずか3年3万キロでO2センサー不調はないだろうと点検順位を下げていましたが、診断機でデータモニターする限りセンサー不調の可能性が高く、中古品を取り寄せて交換点検してみることにしました。

平成13年式 TA-ACR30W 2AZ-FE 4AT 走行距離 161,000km

ぴったり合致するO2センサーの中古品がすぐに見つかりませんでしたので、コネクター違いのものからピンを抜き取り、直接車両側コネクターに接続しました。

すると、B1S1のデータは1時間の試運転でも調子を悪くすることはなく、加速不良も完全に解消されました。

多くの輸入車は8万キロ毎の交換が推奨されている同センサー。TOYOTAとDENSOのダブルネームが刻まれた純正品には、そのような定期交換の指示はありません。不良に陥ったO2センサーはメーカーの見解を求めることにしました。

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