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アルファロメオ 156 V6 2.5(932A1)ショックアブソーバ交換(2回目, KYB Europe)

2012年12月28日 By ITS

CA3E0904.jpg

継続的にメンテナンスしているアルファ156です。前回作業『アルファロメオ 156 V6 2.5 リアショックアブソーバ交換他(E-932A1)』から高速道路を主体に早5万キロ近く走行されました。

アルファロメオ 156 V6 2.5 平成11年式 E-932A1 6MT 走行距離 131,000km



リフレッシュ当初のような乗り味が、最近になって突然損なわれたようで、随分ドタバタと落ち着きのない挙動になってきたとのこと。特にリアの変化が顕著らしく、ピッチングも現れてまるでフロアーがしなっているように感じるそうです。

おそらくショックアブソーバの機能不全でしょう。前回はモンローのリフレックスに純正のローダウンスプリング(アイバッハ, eibach)の組み合わせでした。リフレッシュ直後の足回りに僕は不満はありませんでしたが、国内に輸入されたローダウン仕様(スポーツサスなどと称されていますが、『スポーツ』とは何??)の足回りに少なからず疑問を感じていましたので、本国仕様のスプリングの存在を、以前からお客様にはお伝えしていました。今回のリフレッシュはちょうどいい機会です。

お客様との打ち合わせの結果、KYB Excel-G の選択肢が浮かんできました。

アルファロメオにカヤバ(KYB)はおかしいですか?Webサーチしてもこの組み合わせはほとんどなく、ブランド志向でビルシュタインやコニが大多数です。しかし、カヤバ(KYB)は世界的に非常に優れたマニュファクチャー。試してみる価値は十分にあります。
KYB Europe Webサイト

しかも、純正リプレイス品としてK-Flexという専用コイルスプリングの用意があることをお客さまはお調べになられていました。
この組み合わせで、本国仕様に近い足回りになるのではと期待が膨らみます。複筒式ショックアブソーバ Excel-G は、国内でも入手できますが、専用スプリング K-Flex は入手困難。今回、お客さまご自身で海外より輸入されました。

CA3E2115.jpg

フロントの部品比較です。

CA3E2117.jpg

スプリングの自由長がまるで違います(長い方が KYB K-Flex、短い方が純正ローダウン eibach)。

次にリア。

CA3E2121.jpg

同様にスプリングの自由長に違いが見られます。同時交換でアッパーマウントもKYBから用意があり、きめ細かい配慮に感心しました。

CA3E2127.jpg

車高が変わりますので各アーム類のサスペンション作動中心に配慮して慎重に組み付け、試運転を繰り返して完成としました。しかし、期待していたフロントの車高上昇が少なく、数ミリアップに留まりました。

↓交換前
CA3E2112.jpg

↓交換後
CA3E2122.jpg

リアは約20mmの車高アップになりました。

↓交換前
CA3E2113.jpg

↓交換後
CA3E2123.jpg

リアに乗員が搭乗するとバランスがよさそうな印象です。試運転は少しでしたが、本国純正仕様のスプリングとショックアブソーバのマッチングはとてもいいですね。路面の細かい凹凸の追従性の向上だけでなく、この本国純正仕様にして初めて気がつくことがありました。

カーブを曲がるときの操舵輪の安定感・安心感です。以前のローダウンスプリング仕様、今と比較するとカーブの曲がり始めのステアリングに伝わるインフォメーションが随分少なかったです。スプリングが硬く、ストローク初期のツッパリ感があったんでしょうね。

コーナリングフォース発生時のステアリングに伝わる情報が多いほど、運転者は安心感を覚えます。決してタイヤのグリップに頼らない、しなやかなイイ足回りです。

早速、高速道を走行されるとのことで、ぜひ感想をお聞かせください。この度は楽しい試みにお付き合いいただき感謝いたします。いつもありがとうございます。

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Comments

  1. 池ちゃん says

    2013年1月30日 at 2:50 AM

    今回はじっくり乗り込んでみました
    500キロを超えると慣らしが終わって性能がでてきました
    まずモンローでは前輪がしっかりと
    (あるいはそれ以上に)ボディを支えています
    操舵の効き始めはこのやや強い支えの感じが残り
    操舵が効いて回頭が進むとタイヤを路面に十分におしつけています
    タイヤの性能を最大限に引き出す特徴を感じます
    カヤバは初期の作動が敏感で速いようです
    それにタイヤに仕事を任すより自分で動いているようです
    車高が上がり長くなったストロークと
    しなやかなカヤバのコイルスプリングで凹凸を吸収しているようです
    友人を乗せたコメントです
    「ゆったりするね しなやかな脚 目をつぶって乗ればトヨタ車みたいだ 疲れない」
    この友人はアルファを持っていて
    決して揶揄でも皮肉でもなくトヨタ車を引き合いに出したようです
    高速ですばやくレーンチェンジをしても
    タイヤに負担をかけることなく滑らかに素早く隣のレーンへ移れます
    カヤバとアルファロメオの組み合わせ
    パスタに油揚げ(キツネ)をのせるかのように聞こえますが
    実際にはとても繊細で認識を新たにしました
    たけしくんのご助言を参考に調べて
    いろいろ細部の調整をしていただいた結果
    また素晴らしい足回りになりました
    これは成功です
    感謝しています
    こんどは「黄色のバナナ号」でも
    新しい試みをしてみましょう

  2. たけし says

    2013年1月30日 at 11:15 PM

    池ちゃんさん
    アルファロメオにカヤバという異色の組み合わせにご協力いただきありがとうございます。
    自由長が随分長いのに車高の変化がさほどでもなかったフロントスプリングはバネレートが小さいのでしょうね。
    また十分にプリロードをかけていますのでフルリバンプからバンプするような極限領域でも安定した運動が得られそうです。
    このあたりもしなやかな動きに寄与しているのかもしれません。
    タイヤやステアリングに頼らない足が理想です。今回の試みはその理想に近いものが具体化できたと感じました。
    次は黄色バナナ号ですね(笑)
    楽しみにしています。

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