いつも遠方よりご来店いただいています日産ピノのお客様、定期的な点検整備とオイル交換で走行距離10万キロ目前になりました。
平成21年式 DBA-HC24S K6A 5MT 走行距離94,000km
初めてご来店いただいた約4年前、走行距離2万キロと少しの頃より、現在の方が燃費も走りも向上しているとのことですから、良質のMOTULエンジンオイルと、各部の整備の効果が表れてきた頃なのかもしれません。クラッチワークも特に問題ない様子で、クラッチペダルの感触もよく、しばらくこのままお使いください。
軽自動車は特に問題がない限り、20万キロ程度は走破できる基本性能があると考えます。ちょうど折り返し点に差し掛かって、エンジンの調子が上向きというお話を伺い、継続して拝見している僕はすごく嬉しいです。
さて、不定期に僕のドライビング講習を受講されているお客様です。毎日通勤で運転される際、アドバイス差し上げた内容を真面目に取り組んでいらっしゃる様子が、今日のハンドリングを見て実感しました。
運転技術は一つ一つが、習慣レベルにならないと苦痛に感じる、いわゆる「鍛錬」なのですが、ステアリングワークにその習得を見ました。最近新調されたナルディクラシックが華麗に回ります。
ところが、同乗して約1時間ほど経過したころでしょうか、不快な腰痛を感じるようになり、その原因はシートを覆うシートカバーにあることがわかりました。
合成皮革の滑らかすぎる表面は、せっかく決めたドライビングポジション、特に腰の位置が前方にズレてしまい、お腹が凹むように背骨が湾曲します。
落ち着きがないので座り直しますが、すぐにズレるの繰り返しです。
「最近、年齢的に仕事の疲れが出やすくなったのかなとぼんやり思っていました。いつも仕事から帰ってクルマから降りるとき、すごくダルいというか、体全体が痛かったんです。」
とお客様。
車種別にきっちり体裁したせっかくのシートカバーですが、外観より機能重視で助手席と共に取り外すことにしました。
ボディーカラーに合わせたと思われるシートカバーですが、取り払ってみると淡いオレンジのシートがとってもいい感じです。何より標準のファブリックは体を優しく捉えます。
「シートカバーを外して運転してみると運転姿勢が安定して、疲労感がなくなりました。」
と、とても嬉しい感想を後日頂戴しました。
他のお客様のご厚意で、次回はレベルの違う乗り心地をご紹介しますので楽しみにお待ちください。
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