水温計が備わらず、水温高温異常を知らせるインジケータのみのダイハツハイゼットは、突然、赤い水温警告を点灯させ、ほどなくエンジンが不調になったとのこと。 平成21年 EBD-S201P KF-VE 3AT 走行距離 144,000km 著しいクーラント漏れはウォーターポンプの軸からでした。頻繁にオイル交換や、修理でお預かりしていますので、僅かな予兆も見逃さないように心がけていましたが、クーラントの漏れはエンジン稼働状態で激しく滴下、そしてウォーターポンププーリーの回転で飛散したクーラントは、エンジン前部の周辺一面に付着して、最初はどこが漏れの原因かわかりませんでした。 幸いオーバーヒートしてすぐにエンジン停止していただきましたので、エンジン本体への損傷はなく、自動車のことをよくご存知のドライバー様に、心より感謝申し上げます。 … [Read more...] about ウォーターポンプからの冷却水漏れ(EBD-S201P ダイハツ ハイゼット オーバーヒート)
KYB スーパースペシャル for STREET (TA-BH5 スバル レガシィ 乗り心地改善 ショック交換)
先日、24ヶ月点検でお預かりしていたBH5 レガシィ ツーリングワゴン。 ノーマルで備わる倒立ラム式カートリッジは、ピストンロッドの動作が極端に渋く、アブソーバの機能を果たしていませんでした。 機能不全は左前輪。路面から強い入力が加わると、アブソーバのロッドが縮むより先に硬質ラバーのアッパーマウントが大きく変形し、正常な状態では干渉しない金属衝突の不快な異音を伴っていました。 純正で装着されるビルシュタイン製の倒立型ショックアブソーバはとても高価です。倒立型は剛性に有利と言われますが、ハードな走行を繰り返すラリー競技でも、僕は正立式で剛性不足を感じることはありませんでした。 過去にスバル インプレッサ GDB … [Read more...] about KYB スーパースペシャル for STREET (TA-BH5 スバル レガシィ 乗り心地改善 ショック交換)
気になる症状を総点検(TA-BH5 スバル レガシィ 足回り異音・車検整備)
前回記事『ガソリン臭の原因を探る(その2、スバル レガシィ TA-BH5 車検整備)』の続きです。 24ヶ月点検と継続検査代行(車検整備)でお預かりしておりますスバル レガシィ ツーリングワゴンです。アプライドモデルはBH5D5DD。スバル車は非常に細かく仕様が分かれていますので、アプライドモデルの確認が必要です。 平成14年式 TA-BH5 EJ208 5MT 走行距離 … [Read more...] about 気になる症状を総点検(TA-BH5 スバル レガシィ 足回り異音・車検整備)
ガソリン臭の原因を探る(その2、スバル レガシィ TA-BH5 車検整備)
前回記事『ガソリン臭の原因を探る(その1、スバル レガシィ TA-BH5 車検整備)』の続きです。 昨日の車検整備の続きです。作業の前に、効果が不明な増設アース線を全て取り去りました。症状は寒い季節になると、冷間時のみエンジンルームから室内にかけてガソリンの臭いが鼻を突くようになるということです。 平成14年式 TA-BH5 EJ20ターボ 5MT 走行距離 … [Read more...] about ガソリン臭の原因を探る(その2、スバル レガシィ TA-BH5 車検整備)
ガソリン臭の原因を探る(その1、スバル レガシィ TA-BH5 車検整備)
24ヶ月点検と継続検査代行(車検整備)でお預かりしていますスバル レガシィ。 平成14年式 TA-BH5 EJ20ターボ 5MT 走行距離 69,000km 暖かい季節は問題なかったのが、寒い季節になると冷間時ガソリン臭が気になるとのこと。実は、同年式のGDBインプレッサのお客様も同じ症状でお悩みで、原因特定に至っていません。レガシィのお客様、以前に同型のお車にお乗りの際、ガソリン臭に悩まされ、何度も販社メカニックに診断してもらった結果、燃料ホースの一部から微弱なリークがあったとのこと。 部品番号と概ねの場所の情報提供を受けましたので、明日場所の特定を試みようと思います。 次回『ガソリン臭の原因を探る(その2、スバル レガシィ TA-BH5 車検整備)』に続く。 《関連記事》 感性に響く動力性能(スバル … [Read more...] about ガソリン臭の原因を探る(その1、スバル レガシィ TA-BH5 車検整備)
作動不能のウインドウォッシャー(シトロエンC4 車検整備)
翌朝に継続検査(車検)を控え、保安基準を満たしているか最終確認するシトロエンC4。 平成18年式 シトロエンC4 RFJ AL4 走行距離 … [Read more...] about 作動不能のウインドウォッシャー(シトロエンC4 車検整備)
供給終了の純正部品 フィアット パンダ 141AKA ラジエーター交換
ラジエーターからのクーラント漏れでお預かりしましたフィアット パンダです。 平成12年登録 E-141AKA セレクタ2WD 走行距離 … [Read more...] about 供給終了の純正部品 フィアット パンダ 141AKA ラジエーター交換
サスペンションの目的とは(CBA-NCZ20 トヨタ ラウム 乗り心地改善 ショックアブソーバー交換)
約2ヶ月前、乗り心地改善と各部整備のご相談がありましたトヨタ ラウムのお客様。綿密な打ち合わせと準備が整い、片道100km以上の遠方よりお越しくださいました。 平成17年式 CBA-NCZ20 1NZ-FE 4AT 走行距離 … [Read more...] about サスペンションの目的とは(CBA-NCZ20 トヨタ ラウム 乗り心地改善 ショックアブソーバー交換)
ジャッロ・コルサに魅せられて(アルファロメオ Mito イモラリミテッド 点検整備)
最初は、黒のMitoをお目当てに展示場に足を運ばれたのですが、気持ちが動いたのはその奥に佇む黄色の限定車だったそうです。 平成21年式 アルファロメオ Mito 1.4リットル 16Vターボ 6速MT 走行距離 … [Read more...] about ジャッロ・コルサに魅せられて(アルファロメオ Mito イモラリミテッド 点検整備)
基本に忠実な点検整備の大切さ(日産 プレサージュ 車検、アルファロメオ Mito 点検)
定期点検でお預かりしています、日産プレサージュとアルファロメオミト。 プレサージュはトランスファオイルが容量の1/3ほど、そしてミトはマニュアルトランスミッションオイルが容量の半分程度しか入っていませんでした。 不自然なオイル量が2台続く珍しい一日です。 ギアオイルは、エンジンオイルのような燃焼ガスに晒されるような環境にはありませんが、規定量より大幅に少ないのは大きな故障につながる可能性が非常に高く、点検まで特に不具合がなかったことは幸運でした。 プレサージュは3ヶ月前、僕が初めて行うATF交換で、規定量より随分多い抜き取り量を疑問に思っていました。オートマチックトランスミッションと、トランスファは隣接していますが、別室で、別オイルを注入しています。前作業者が、2箇所のドレーンから抜き取ったオイルの量を軽量し、オ … [Read more...] about 基本に忠実な点検整備の大切さ(日産 プレサージュ 車検、アルファロメオ Mito 点検)
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