長年の懸案だったアルファGTVの車高(ライドハイト)。 初めて拝見してから早5年が経過しました。 平成13年式 GF-916C1 V6 3.0 6MT 走行距離 116,000km 当時、約7万キロ走行だったGTVは特にフロント側の車高が低く、路面の軽い凸部で底突きする状態でした。 オーナー様は、『スポーツカーだから低い車高は仕方がない』と、マンホールを避けたり、大きな段差では速度を落とすなど、普通に走れる状態ではないのを特別な走法で回避されている様子でした。 いくらスポーツカーだからと、一般道を快適に走行できない市販車はどこかが間違っています。 《以前の記事》サスペンション組み直しによる乗り心地改善(アルファロメオ GTV 3.0 V6 … [Read more...] about 特注コイルスプリングを用いたサスペンション適正化 ~ローダウン傾向の改善~(アルファロメオ GF-916C1 GTV V6 3.0)
GTV
車体を支えるショックアブソーバの役割(916アルファGTV 乗り心地改善 KONI STR.T)
3.0リットルのV型エンジンを搭載するアルファGTVは、ノーマルでライドハイト(車高)が低く、前の左右サスペンションロワーアームは、正面から見ると「V字」になっています。 ロワーアームのボディー取り付け部より車輪側が上向きになっていますので、旋回時に荷重が掛かっている外側輪と状態が似ています。 直進状態で、ロワーアームが左右とも、既に旋回時の角度ですから、このままカーブに進入すると、踏ん張りに余裕がないのは明らかですね。 単に車高を下げるだけでは、旋回時の不安定さが増す原因です。多くのローダウンスプリングの固さ(スプリングレート)を極端に硬くしている理由でしょう。 尚、ロールセンターアジャスターというアタッチメントが市販されている車種に限っては、ロワーアームの角度を比較的簡単に補正でき、ローダウン … [Read more...] about 車体を支えるショックアブソーバの役割(916アルファGTV 乗り心地改善 KONI STR.T)
エアフロ交換でアルファサウンドは蘇るか(アルファGTV V6 3.0 GF-916C1 )
エンジン回転5000rpm付近で、必ず息つき(加速の途切れ)が見られます。そして最近になってアイドリングも落ち着かなくなってきたように感じます。少し前に相談した場所では、『そんな回転数まで回します??』と的外れな答えしか得られず、すっきりしない状態が続いています。何か手立てはありませんでしょうか。 と、アルファGTV V6 3.0L にお乗りのお客様からご相談がありました。 平成13年式 GF-916C1 V6 3.0 6MT 走行距離 … [Read more...] about エアフロ交換でアルファサウンドは蘇るか(アルファGTV V6 3.0 GF-916C1 )
サスペンション組み直しによる乗り心地改善(アルファロメオ GTV 3.0 V6 GF-916C1)
以前、ブレーキ整備を行ったアルファGTV 3.0 V6です。 《参考記事》 低速時ブレーキジャダーの改善(916 アルファGTV V6 … [Read more...] about サスペンション組み直しによる乗り心地改善(アルファロメオ GTV 3.0 V6 GF-916C1)
低速時ブレーキジャダーの改善(GF-916C1 アルファロメオ GTV V6 3.0)
「最近、走行中にフロントブレーキパッド摩耗警告灯が点滅することがあるのと、低速でブレーキをかけるとジャダーがあります。一度診ていただけないでしょうか。」 と、ご相談がありました。 平成13年式 GH-916C1 V6 3.0 6MT 走行距離 65,000km 実は1年と少し前、同型の中古車購入についてメールでご相談があったのが、お客様との出会いでした。アルファロメオは、その魅力を五感で愉しむことが第一、と僕は思います。そのためには、オーナー様にとってネガティブでも、メカニックの立場からの情報をお伝えする必要があると考え、簡潔にお返事申し上げました。 そして熟考され、パートナーとなったのは … [Read more...] about 低速時ブレーキジャダーの改善(GF-916C1 アルファロメオ GTV V6 3.0)
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