ホンダ アクティ HH5。 表題の注意書きがサービスマニュアルに明記されているエンジンオイルドレーンボルト。アルミニウム製オイルパンが主流の近年のエンジンは、オイル交換の際、ドレーンボルトのオーバートルクに注意が必要です。 スレッド長の短いボルトは特に注意が必要で、既に痛んだ状態で入庫し、お預かりして修正した事例もありました。まず規定トルクを調べることが大切です。 そして、アクティの標準タイヤは8プライレーティング。後輪の指定空気圧は随分高いのです。 他社と比較して特殊に感じる構造や分解組み立て指定のホンダは、サービスマニュアル熟読が必須でしょう。 《関連記事》 ホンダ アクティ プラグホールオイル漏れ修理(UE-HH6 車検整備で) ホンダ アクティ 走行中異音(UA-HH6, … [Read more...] about ドレンボルトの締め過ぎに注意(ホンダ アクティ GBD-HH5 エンジンオイル交換他)
国産車
スバル純正 エクストラS ~至高のミッションオイル~ (スズキ エブリィ TA-DA62W K6A 5MT)
今回で3回目の交換。手動変速機(マニュアルトランスミッション)に注入されているギアオイルは、一般的には4~10万キロ毎など交換頻度の低いオイルです。 しかし、スズキのDA52, 62 バン(ワゴン)・トラック系のマニュアルトランスミッションのように、シンクロ機構に不調の生じやすいものには、高頻度の良質ギアオイル交換が効果的なようです。 平成14年式 TA-DA62W K6A 5MT 走行距離 … [Read more...] about スバル純正 エクストラS ~至高のミッションオイル~ (スズキ エブリィ TA-DA62W K6A 5MT)
ローコストメンテナンスの車齢20年(トヨタ カローラ E-AE100 車検整備・ラジエーター交換)
車検整備でお預かりしているトヨタ カローラ。車齢20年にしてラジエータの樹脂製アッパータンクからラジエータ液が滲み出しました。 平成7年式 E-AE100 5A-FE 4AT 走行距離 … [Read more...] about ローコストメンテナンスの車齢20年(トヨタ カローラ E-AE100 車検整備・ラジエーター交換)
ダブルネームは譲らない高品質の証(トヨタ純正ブレーキパッドの交換)
ディスク式制動装置のブレーキパッド。 近年のトヨタ車に装着されている純正品のブレーキパッドは、耐摩耗性が著しく向上しました。走行条件によっては10万キロ以上耐久するものが珍しくありません。新車の製造費用を少しでも抑える要求がある傍らで、過剰品質のようにも感じます。 消耗品類の耐久性向上は制動装置だけではありません。ファンベルトやスパークプラグといった数十年前なら2年毎に交換されていたような部品が消耗しなくなり、自動車自体の製品寿命に近似するようになってきました。 同じサプライヤのブレーキパッドでも、技術者や品質管理に携わる方々の譲らない思いがTOYOTAの文字に刻まれているのでしょう。 … [Read more...] about ダブルネームは譲らない高品質の証(トヨタ純正ブレーキパッドの交換)
あなたのクルマは適切な状態ですか?(ダイハツ タント CBA-L350S 車検整備)
初めて拝見するダイハツ タントは、最近他店で中古車としてご購入され、程なくして継続検査の時期になりました。 平成18年式 CBA-S350S EF-VE 4AT 走行距離 … [Read more...] about あなたのクルマは適切な状態ですか?(ダイハツ タント CBA-L350S 車検整備)
手入れの差が出る車齢(スズキ キャリィ GD-DA52T 車検整備)
24ヶ月点検と継続検査代行(車検整備)でお預かりしてますスズキ キャリィは、車齢が14年になりました。 平成13年式 GD-DA52T F6A 5MT 走行距離 … [Read more...] about 手入れの差が出る車齢(スズキ キャリィ GD-DA52T 車検整備)
ファンベルトの劣化(スズキ エブリィ LE-DA62V K6A 車検整備)
車検整備でお預かりしたスズキ エブリィです。 6年間で約5万キロ走行したスズキ エブリィのファンベルトはご覧の通り無数のひび割れが劣化によって生じます。純正ベルトはこのように劣化しますが、いわゆる「鳴き」の発生はありません。 K6Aのようにテンショナープーリーでベルトの背面を押すベルトレイアウトの場合、ベルトに掛かる負担が大きく、適切な性能のものを用いる必要があります。非純正ベルトを使用すると、異常磨耗や早期の鳴きの発生があるのは、ベルトの仕様が全く違うからだと思います。 … [Read more...] about ファンベルトの劣化(スズキ エブリィ LE-DA62V K6A 車検整備)
トヨタ ヴィッツ 車検整備(CBA-SCP13)
24ヶ月点検と継続検査代行(車検整備)でお預かりしました。 平成16年式 CBA-SCP13 2SZ-FE CVT 走行距離 … [Read more...] about トヨタ ヴィッツ 車検整備(CBA-SCP13)
トレッドセパレーション(トヨタ ライトエース タイヤ整備)
高速道路を走行中、ハンドルにも伝わる振動がだんだんと酷くなってきたとのことで、ロードサービスをお受けになられ、持ち込まれたタイヤです。 拝見した瞬間、背筋が凍りつきました。 接地面の一部がタイヤの骨格部分から剥離しているのがわかると思います。 これは「トレッドセパレーション」という現象です。主に空気圧不足や、過積載、過荷重などでタイヤのたわみが大きい状態で走行を続けたときに起こります。 縁石に乗り上げるなど、強い力が掛かったときのタイヤの損傷は、このような接地面の分離(セパレーション)ではなく、タイヤ側面にコブ状の膨らみができますので、区別することができます。 スタッドレスタイヤから換装して1ヶ月程度経過して起こった不具合です。タイヤの製造年は2010年。換装時は、指定空気圧に調整し、目視点検は済ま … [Read more...] about トレッドセパレーション(トヨタ ライトエース タイヤ整備)
10万キロの節目 スズキ エブリィ 車検整備(LE-DA62V)
24ヶ月点検と継続検査代行(車検整備)でお預かりしているスズキのエブリィは走行距離が10万キロに近くなりました。 平成15年式 LE-DA62V K6A 3AT 走行距離 … [Read more...] about 10万キロの節目 スズキ エブリィ 車検整備(LE-DA62V)
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