使用者の自動車整備を促すインパネ表示の警告灯は、多くの輸入車に備わる機能です。
簡単にその表示が消せるようでは用を成さないので、一般的には通信機器を備える整備工場に入庫する必要があります(一部、複雑な手順を踏むとリセットできるものもあります)。自動車メーカー間で完全に統一されていない通信方法ですから、専用の手段が必要になる場合も珍しくありません。
こちらはランチア イプシロンの例です。あらかじめ設定された期日が近づくと、イグニッションキーを捻るたびに、カウントダウンが開始され、こちらはあと11日で定期点検になるということをドライバーに知らせています。
PCベースの診断機を接続し、サービスインターバルリセットのメニューを選びます。
実行後、次の定期点検時期を表す365日と20,000kmを表記するようになりました。
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