ボディーメンテナンスのご相談をお受けし、僕が提案する「磨き+固形ワックス」という旧来の方法をお試しいただくことになりました。
平成21年式 DBA-HC24S K6A 5MT 走行距離 36,000km
流行りのボディーコーティングという施工は千差万別。中にはとても優れたものがあるのでしょうが、僕が目にするのは「施工済み」を記す貼付ステッカーが空々しく感じられるクルマたち。
非常に頻繁で丁寧なメンテナンスが必要なはずのボディーコーティングは、メンテナンスフリーのイメージが払拭できていないようです。一度施工すれば、全くノーメンテで何年も綺麗なままと誤解している方もいらっしゃるのではないでしょうか。愛車はやはり定期的、適切に手を掛けて、綺麗な状態を長く維持したいものですね。
旧来の固形ワックスは、使用環境によりますが、持続性は数ヶ月。ワックス掛けの前にシングルポリッシャーで下地を綺麗に整えれば、このように深みのあるよい艶になります。
今回はなんとオーナー様がツナギを着てこられ(!)、僕がポリッシングした後を追うよう拭き上げとワックス掛けをお手伝いくださいました。
ポリッシャーを操作して磨くには技術が要りますからプロに委ねていただくとよいかと思いますが、愛車の手入れは基本的にオーナー様がするものと僕は考えます。それが車への「愛情」だと思うからです。
磨き後の手入れは磨き前に比べると随分楽になりますから、是非違いをご体感ください。
オーナー様がワックス掛けされている間、追加でご依頼のハブベアリングの交換をしました。
とても楽しいひとときをありがとうございました。またのご来店を心よりお待ちしております。濃色は固形ワックスの艶が冴えます。楽しくお車の手入れをしてください。
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