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BMW E46 318i エアバッグ警告灯点灯(GF-AL19)

BMW 318i(E46)を車検でお預かりしました。

気がついたらエアバッグ警告灯が点灯したまま消えないので、併せて診て欲しいとのことです。

平成11年 GF-AL19 走行距離74,000km

エアバッグシステムに異常が生じると、故障箇所を復旧してもフォルトは立ったままになりますので、スキャナーでエラーログを消去する必要があります。そして、場所の特定はスキャナー無しでは困難です。


こちらの車両、診断コネクタが室内の16ピン(J1962)とエンジンルーム内の20ピン両方が存在します。最初、室内の16ピンに接続してエンジンと変速機しか通信できず、調べた結果、エンジンルーム内の20ピンが優先とのこと。変換ケーブルを介してようやく通信に成功しました。ちょうど診断コネクタがOBD2 16ピンに移行する過渡期のモデルのようです。

さて、SRSコンピューターに接続しますと

運転席ベルトテンショナーのエラーログがありました。こちらは一過性の故障のようで現在は正常です。おそらく運転席のシートベルトバックル下にあるプリテンショナーのことかと思いますが、シートを前後させたとき、もしくはベルトバックルを動かしたときのコネクタ部接触不良などいくつか要因は考えられます。

一旦エラーを消去、車両の振動程度でまた点灯するような事態になれば、何らかの対策を打つことにしましょう。

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