先日交換したエンジンマウントインシュレータに類する構造の、サスペンションアームブッシュ。 サスペンションアームはゴムのブッシュを介してボディに取り付けられているのが一般的で、路面からの入力を緩衝するほか、ステアリングやサスペンションの動きが過敏になりすぎないようになっています。 レース場など特殊な路面環境、かつハイグリップタイヤで競うような車両では、路面からサスペンションアームに伝わる力が大きく、それに伴ってブッシュのたわみが大きくなりますから、サスペンションアームの動きの曖昧さが忌避され、ボールジョイント式などの精緻な作動部品に置き換えられます。 しかし、一般道の路面はレース場とは全く違って、タイヤのグリップ力もほどほど(それでも近年は車両側の性能が向上して車の姿勢がブレイクするようなことはありませんが)で路面はデコボコ。すべての動 … [Read more...] about 37万キロでサスペンションの要(かなめ)を再認識 アームブッシュの交換(UA-SCP10 トヨタ ヴィッツ)
ヴィッツ
快適な乗り心地と運転技術向上のために(ドラテク講座・同乗体験)
今夜、乗り心地改善をご要望のお客さまに、適切なサスペンションが備わる自動車の助手席に同乗いただきました。簡単なドラテク講座も兼ねています。 国産車であれば、標準より少し減衰力の高いショックアブソーバの装着を基本にします。乗り心地は、主観に依るところが大きいので、実際に体感していただくのが一番と思います。今回も同乗体験のための車両提供にご協力いただきました。 平成15年式 トヨタ ヴィッツ UA-SCP10 1SZ-FE 5MT 走行距離 223,000km 走行距離21万キロ時点で、TRD(KYB製)ラリー競技用ショックアブソーバを装着しています。KYB New … [Read more...] about 快適な乗り心地と運転技術向上のために(ドラテク講座・同乗体験)