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日産テラノ各部点検整備(Y-WBYD21, TD27ディーゼルターボ)

2019年5月25日 By ITS Leave a Comment

日産テラノを大切にお乗りのお客様から、約2年ぶりにお便りをいただきました。

2017年7月に補機ベルト3本、LLC交換等でお世話になりました。
今日、出庫の際に地面に直径10センチ程度の油染みを見つけ確認した所、パワステのサクションホースからのオイル漏れでした。
恥ずかしながら15年ぐらい無交換だったので、もう限界だった様です。
まだ、ハンドル操作時の異音や振動は出てません。
そこで、丁度、良い機会なのでパワステ周りの点検修理と、LLC交換、亀裂を指摘されていたラジエターファン交換、メーターランプ交換をお願い致します。

点検整備も継続検査受検も基本的に使用者様ご自身でされているお車です。前回アラカルト的に部分メンテナンスのご依頼がありましたが、車齢相応に不調が出てきたようです。

平成6年式 Y-WBYD21 TD27ターボ 4AT 走行距離168,000km

まず最初に、パワーステアリングフルードの漏れと伺っていた箇所を点検しますが、ホース周りに滲みはあるものの、直径で10センチほどのシミになるほどの漏れではありません。リザーブタンクのフルード量も問題になる液面低下がありませんでした。

むしろ、LLCサブタンクの残量がほとんどなく、こちらのほうが気がかりです。

ご来店時は暖機状態で、エンジンルーム内のLLC臭気は感じていましたが、滴下はありませんでした。

お預かりして冷機状態からエンジン始動すると、ウォーターポンプの点検孔から著しいLLCの漏れが確認できました。

エンジンが暖まるや漏れが止まりますので、車両下にオーナー様が確認されたのはLLCだった可能性が高いようです。

早速ウォーターポンプを交換します。

ラジエーターを取り外さなくても十分な作業スペースがありますので、交換自体は造作ありません。

ラジエータホースやクーリングファン共に新調し、組付けて確認していると、ウォーターポンプより上からもLLC漏れがあるのが判明。

ウォーターポンプハウジング直上のサーモスタットケースとの接合部のようです。

こちらのラバーパッキンが硬化していたのが原因です。

LLC管理は決して悪くありませんが、エンジンの熱によるゴムの硬化は避けられません。ウォーターポンプとインジェクションポンプを支えるハウジングとシリンダブロックとの接合箇所にも同様のものが備わりますので、オーナー様にはお渡し後の日常的なLLC量の点検をお願いしました。

さて、ご自身で整備されているとのことでしたが、定期的にグリースアップとプリロード調整の必要なフロントハブの状態が気になってリフトアップ時に確認したところ、無視できないハブのガタがありました。

作業の詳細を伺うと、ハブナットの位置は分解前をマーキングしてそれ以上の調整はしていないとのこと。Webの一般の方の投稿を参考にされたとのことですが、要領が違いますので一度分解して確認してみます。

長年グリースアップもされていない様子のベアリングは、グリースパッカーで、新グリースを注入。

ハブナットの締め付け加減は、一般の方が参考にされて間違った状態になると大変危険ですので割愛します。

残量がほとんどなかったフロントのディスクパッドを交換しますが、キャリパーピストンのダストブーツ内を確認すると錆が回っていて、そのまま押し込める状態ではありません。

これを機にキャリパーをオーバーホールします。

錆が回ったピストンを清掃すると、アバタ状に腐食痕がみられ、再使用は不可。

ブレーキフルードの交換が、十分な頻度と方法ではなかったように感じました。

道路運送車両法では、使用者様ご自身が点検整備をして継続検査を受検する旨記載があり、それを真摯に実行されている数少ないオーナー様です。その愛情や接し方は、お車の状態が大変綺麗に保たれていることから伺えます。

ただ、テラノは一般的な乗用車とは違って、ライトトラック系の整備技術と知識が必要です。

運輸支局の検査場を通過するだけでは発見できない不調はたくさんあります(これ自体が問題なのですが)。

車齢が相応になって参りましたので、定期的にプロの点検と整備をお受けいただくことをお勧めいたします。

今後ともよろしくお願い申し上げます。


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Filed Under: 日産 Tagged With: nissan, TD27, テラノ, ディーゼルターボ, 日産


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