法定12ヶ月点検でお預かりした日産ピノは、10万キロに達しました。
平成21年式 DBA-HC24S K6A 5MT 走行距離103,000km
最初にお客様と出会った平成25年の盛夏、走行距離はまだ25,000kmと少しでした。
「自分の身丈に合った自動車を」と考えて辿りついたと、熱く語って下さったのがとても印象的でした。
今では少数になった軽自動車のマニュアルミッション。ターボ過給する過激なモデルは意図的に避けたとおっしゃいます。
Webでいろいろ情報を検索するうち、どんな風に愛車と付き合っていけばいいか段々わからなくなってきましたと、当時大変お困りの様子でした。
あれから約5年。4ヶ月に一度、必ずエンジンオイル交換にお越しになり、12ヶ月点検も欠かさず実施。5年前に装着した耐久性の高いKYBのショックアブソーバ(New SR)はまだ劣化が感じられません。運転姿勢を正しくするためのレカロシート(LX)とナルディステアリング(クラシックレザー)を装着し、「買ってから今が一番調子がいいです。」と何よりうれしい感想をいただきました。
さて、今回は節目の点検整備です。
「今までこんなに長く自動車に乗ったことがなかったんですが、もしもできるなら、20万キロ走行を目指したい。」というご希望ですので、この機にウォーターポンプなど水回りのリフレッシュを行いました。
フロントバンパーや触媒一体型エキゾーストマニホールドを取り外して手が届くウォーターポンプ。樹脂製ハウジングのサーモスタットや周辺部品と共に交換しました。
適切なクーラント交換で、水路内側は新車時と変わらない綺麗な状態でした。
最後に顔が映るほどに磨き上げたボディーに固形ワックスを塗布。
いつも遠方よりご来店いただき本当にありがとうございます。
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