週末、遠くにお出かけになるということで、日常点検代行しましたトヨタ プリウス。 平成23年式 DAA-ZVW30 走行距離 29,000km 右リアタイヤの空気圧が100kPaと規定圧の半分以下。 接地面の金属異物埋没箇所を発見し、石鹸水噴霧で微弱なエアリークを確認。 このような釘が接地面を貫通していました。 空気圧の低い状態でかなりの距離を走行された痕跡がタイヤ内外に確認できましたので、万全のため新品に交換することにしました。新車から装着されていたタイヤは、ホイールから離脱する際にタイヤレバーで力を掛けると、ご覧のヒビ割れ。適切な交換時期だったと思います。 今回のチョイスはブリジストン エコピア EX20。 トヨタ純正アルミホイールとブリジストン … [Read more...] about 大切な日常点検(トヨタ プリウス DAA-ZVW30)
国産車
エンジン不調の三菱ミニカトッポBJ(GF-H42A イグニッションコイル交換)
エンジンに力が無く、ブルブルと不快な振動があると入庫したのは三菱ミニカトッポBJです。 平成11年式 GF-H42A 3G83 4AT 走行距離 … [Read more...] about エンジン不調の三菱ミニカトッポBJ(GF-H42A イグニッションコイル交換)
エンジン警告灯が点灯する原因は?(スバル レガシィ TA-BH5)
出先で突然エンジンチェックランプが点灯したとお知らせがありましたのはスバル レガシィ BH5ターボです。 平成14年式 TA-BH5 EJ20ターボ 5MT 走行距離 … [Read more...] about エンジン警告灯が点灯する原因は?(スバル レガシィ TA-BH5)
特殊工具SST不要の国産車タイミングベルト交換(マツダ デミオ LA-DW3W 車検整備)
24ヶ月点検と継続検査代行(車検整備)でお預かりしましたマツダ デミオです。 平成14年式 LA-DW3W B3-ME 4AT 走行距離 … [Read more...] about 特殊工具SST不要の国産車タイミングベルト交換(マツダ デミオ LA-DW3W 車検整備)
アイドリングが高いままのスズキ アルト(E-HA11S 車検整備)
24ヶ月点検と継続検査代行(車検整備)でお預りしたスズキ アルトは車齢が19年になりました。 平成8年式 E-HA11S F6A キャブレータ式 4MT 走行距離 … [Read more...] about アイドリングが高いままのスズキ アルト(E-HA11S 車検整備)
ブレーキホース配管継ぎ手の憂鬱(フレアーナット)
ステアリングやサスペンション作動に追従するために、ブレーキ配管途中に自在に屈曲するホース部分があります。車齢が15年を経過したあたりからホース表面のラバーが劣化して細かい無数のヒビが確認できます。 固定の金属配管との接続部にはフレアーナットを呼ばれる特殊な継ぎ手が使用されていて、ハイドロリックブレーキの油密が確保されます。 こちらは車齢が17年のトヨタ車のフレアーナットです。締結を解くのに相当なトルクが必要なとき、それは融雪剤などによる固着ではなく、製造ラインのオーバートルクに起因していると考えています。この写真のように、フレアーナット先端には締めすぎと思われる変形があります。端が広がりすぎて、ホースの接続部から離脱するのも苦労しますが、新しいホースに装着することはこのままでは到底不可能です。 狭い場所でも適切な修正を施し、安 … [Read more...] about ブレーキホース配管継ぎ手の憂鬱(フレアーナット)
プリウスα 法定12ヶ月点検(DAA-ZVW40)
複雑な電子制御システムを搭載するハイブリッドカーは、トヨタの生産技術だからこそ安全に成立していると言っても過言ではないでしょう。今回は法定12ヶ月点検でお預りしました。 平成26年式 DAA-ZVW40 2ZR-5JM 走行距離 22,000km 電気モーター制御の中核、パワーコントロールユニットにはエンジンクーラントと同一の液体が循環します(エンジン側のクーラントとは安定温度が違うため別回路になっています)。クーラントは主にIGBT(Inslated Gate Bipolar Transister, … [Read more...] about プリウスα 法定12ヶ月点検(DAA-ZVW40)
癒着するバルブカバーパッキンの交換(三菱 デリカスペースギア GH-PD6W オイル漏れ修理)
三菱デリカスペースギアの各部整備、前回『スパークプラグ交換の難易度(三菱 デリカスペースギア GH-PD6W)』の続きです。 平成17年式 GH-PD6W 6G72 4AT 走行距離 107,000km プラグコードを引き抜くと著しいエンジンオイル漏洩が見つかりましたので、左右バンクともバルブカバーパッキンの交換を実施します。強固に張り付いたバルブカバーを取り去ると驚くほど綺麗な動弁機構が露わになりました。エンジンオイル交換管理が滞りない証拠です。 三菱エンジンの鋼板プレス成型のバルブカバーに装着されるラバーパッキンは軽自動車の3G83エンジンでも癒着が珍しくありません。そして、こちらのV型6気筒 … [Read more...] about 癒着するバルブカバーパッキンの交換(三菱 デリカスペースギア GH-PD6W オイル漏れ修理)
スパークプラグ交換の難易度(三菱 デリカスペースギア GH-PD6W)
前回記事『ドライブシャフトブーツの補修(スピージー シスナージョイント GH-PD6W 三菱 デリカ )』の続きです。 下回り防錆塗装とスパークプラグ交換でお預かりしました三菱デリカスペースギア。 平成17年式 GH-PD6W 6G72 4AT 走行距離 … [Read more...] about スパークプラグ交換の難易度(三菱 デリカスペースギア GH-PD6W)
ショックアブソーバ交換だけで改善する乗り心地(トヨタ ラウム CBA-NCZ20)
乗り心地改善のご相談のあったトヨタ ラウムです。 平成21年式 CBA-NCZ20 1NE-FE 4AT 走行距離 23,000km 使用用途を考慮され、助手席回転機構とBピラーレスのスライドドアを備えた走行距離の短い中古車をご購入されましたが、100km程度の高速道走行でとても疲れ、一般道でも気持ちのよい乗り心地ではないとのこと。 ヴィッツと共用するプラットフォームと基本サスペンション。ヴィッツと比較して200kg程度重量増になるラウムでは劇的な改善は難しいのでしょうか?お客様と相談の結果、ショックアブソーバをKYB New SRスペシャルに交換することにしました。 フロント、リア共、純正装着はMADE IN JAPAN … [Read more...] about ショックアブソーバ交換だけで改善する乗り心地(トヨタ ラウム CBA-NCZ20)