タイミングベルト交換と、関連する部品交換を承りましたアルファ147のお客様は、毎回大変遠方からご来店いただいています。 平成14年式 GF-937AB 2.0TS selespeed 走行距離 105,000km エンジンオイル消費があると伺っていました。 抜き取ったエンジンオイルはわずか1.3リットル。オイルフィルタを除く容量が約4リットルですから半分以上を消費しています。ツインスパークエンジンは、特に高速道多用でこのような兆候を見かけます。消費抑制を期待して、今回はMOTUL NISMO RB26DETT … [Read more...] about アルファロメオの旋律のために(アルファ147 GF-937AB タイミングベルト交換)
輸入車
快調なツインスパークのために(アルファ156 GF-932A2 スパークプラグ交換)
最近エンジンの回り方が3000rpm以下で鈍く、燃費も随分悪化してきたようだと、ご相談があったのはアルファ156セレスピードにお乗りのお客様です。 平成13年式 GF-932A2 2.0TS selespeed 走行距離 … [Read more...] about 快調なツインスパークのために(アルファ156 GF-932A2 スパークプラグ交換)
タイヤ&ホイール不均衡の是正(アルファロメオ 156 ホイールバランス調整)
実は、ハイウェイシミー(高速走行時微振動)のほとんどがタイヤ&ホイールのアンバランスに起因しています。タイヤショップを渡り歩いてホイールバランス調整をし直してもハンドルブレが解消しないのは計測基準がそもそも間違っているからかもしれません。 通常、ホイールの中心穴にコーン状のアタッチメントを宛がってホイールバランサーに装着します。中心穴に腺接触して固定する方法は、中心穴がホイールと同心であることが条件ですが、まれに違うものがあります。コーンアタッチメントは作業性が良いのですが、中心穴が同心でないものに対してはホイールナット(ホイールボルト)取付穴を利用した別のアタッチメントに装着するなどの気配りが必要でしょう。 さて、アルファロメオ純正のUSEDホイール内側にはたくさんのバランスウエイトが貼り付けられていました。 貼付されていたウエ … [Read more...] about タイヤ&ホイール不均衡の是正(アルファロメオ 156 ホイールバランス調整)
可動部でキンクする電線(バックランプ不点灯 アルファロメオ 156 GF-932A2 車検整備)
24ヶ月点検と継続検査代行(車検整備)のご相談でご来店されたアルファ156は、左側バックランプが点灯していませんでした。 平成12年式 GF-932A2 2.0TS 5MT 走行距離 … [Read more...] about 可動部でキンクする電線(バックランプ不点灯 アルファロメオ 156 GF-932A2 車検整備)
クーペからカブリオレへ ~自動格納式オープンルーフの修理(プジョー206CC)~
前回記事『プジョー206CC … [Read more...] about クーペからカブリオレへ ~自動格納式オープンルーフの修理(プジョー206CC)~
プジョー206CC オープンルーフ及びパワーウインド修理
油圧シリンダーからの作動油漏れでオープンルーフ動作不良に陥ったプジョー206CCの修理を承りました。 初めて修理する機構です。お客様にはいろいろなご協力とご理解をいただき、さらにご準備をお願いして作業に取り掛かることになりました。作業時間の予想ができないのが最大の難所です。 まずはリアクオータガラス開閉不良の修理。206CCは、屋根を開ける動作を選択すると、まず4枚のウインドガラスが下がります。 右リアのクオータガラスが下がったままになっていましたので、釣瓶式レギュレータの不良でしょう。多くの同機構の不調は、ワイヤーケーブルの断線ではなく、樹脂パーツの破損が原因していることがほとんどです。 お客様は、海外で販売されているリペアキットを入手されましたので、修理に挑戦することにしました。一般的にはレギュレータ(と … [Read more...] about プジョー206CC オープンルーフ及びパワーウインド修理
特殊構造による排斥に挑む(水冷ポルシェ エンジンオイル交換)
水冷ポルシェのエンジンオイルドレーンには、アルミニウム合金製のボルトが使用されています。長期放置などで癒着し、緩めるためには相当なトルクを必要とする場合が珍しくありません。8ミリの六角凹にいくら強靭なヘックスビットを宛がっても、ボルト素材が柔らかいアルミ合金ですから、簡単に角が潰滅してしまいます。 適切なサイズのスクリューエキストラクタをつぶれた穴に食い込ませ… 逆螺旋がしっかりと食い込んだのを確認して、24インチのブレーカーバーで一気に緩めます。 そして、取り去ったドレーンボルトの穴にはへリックスが判然と刻まれていました。 … [Read more...] about 特殊構造による排斥に挑む(水冷ポルシェ エンジンオイル交換)
スコルピオーネの訴求力(フィアット プントアバルト GF-176BV3 車検整備)
アバルト製外装パーツをまとったプントアバルトは24ヶ月点検(車検)の時期を迎えました。 平成11年式 GF-176BV3 5MT 走行距離 107,000km 僕はチューニングメーカーとしてのアバルトの歴史をほとんど知りませんが、鮮やかな黄の塗色、赤と黒の本皮で構成されたステアリングホイールにシフトノブ。スコルピオーネのシンボルでまとめられたコンパクトハッチは、自動車の魅力が満載です。 定期・不定期問わず点検整備をしていますので、24ヶ月点検だからと特別な修理はありません。油脂・液体類の交換を中心に、各部入念に点検します。 磨耗が著しかったスパークプラグは今回純正品をチョイス。FIATとLANCIAのロゴが印刷されたスパークプラグはフレンチ(MADE BY … [Read more...] about スコルピオーネの訴求力(フィアット プントアバルト GF-176BV3 車検整備)
チューブレスエアバルブは同時交換を(フィアット プント GF-176BV3 パンク修理)
「走行後、ワックス掛けの最中に虫ゴム?付近よりシューっと空気が抜け出しました。」 フィアット プントのお客様からメールでリアタイヤトラブルの一報が入りました。 平成11年式 GF-176BV3 走行距離 107,000km 店のすぐお近くの駐車場でしたがすぐに伺うことができず、そのまま動かさないようにお願いしました。 そして翌朝、「流石、僕のイタリアンは違いますね。」と、笑顔のお客様からプントの青いキーを受け取り現場に向かいます。 テンポラリユースのスチールホイールに履き替えて店まで回送。前回タイヤ交換時に未実施だったと思われる劣化したゴム製のチューブレスエアバルブを全て取り替えました。 今回は、イタリアン、フレンチ、和食に無関係のトラブルでした。 《関連記事》 フィアット プントアバルト … [Read more...] about チューブレスエアバルブは同時交換を(フィアット プント GF-176BV3 パンク修理)
MCCスマート エンジンオイル交換(軽自動車登録 GF-MC01M)
稼働時間の極めて短いスマートは、年間走行距離が数百kmです。 平成14年式 GF-MC01M 軽登録車 走行距離 … [Read more...] about MCCスマート エンジンオイル交換(軽自動車登録 GF-MC01M)
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