純正ローダウンとか、オリジナルローダウンと称する、短いコイルスプリングが新車から装着されるアルファ156。 最初ローダウン仕様などとは知らず156をリフトに掛け、サスペンションが伸び切ってホイールがダラりと垂れ下がった状態を見、ホイールストロークの意外な長さに驚きました。 せっかくのロングストロークが、接地するとホイールはフェンダーアーチに近づいて、もはや縮み側にはほとんど余裕が無く非常に「もったいない」セッティングに見えました。 実際、山坂道に持ち込むとカーブを曲がる途中に凹凸があるときなど、特にフロント側が底突きしてしまい、サスペンションとしての機能が完全に停止。非常に怖い思いをします。 低く構えたフォルムや、フェンダーとタイヤの間隔にこだわるのは外観重視です。ローダウンは、走りに関して明らかにマイナス要素でしょう。街で見か … [Read more...] about 似非スポーツセダンではありませんか?(アルファ156 GF-932A2 本国仕様コイルスプリング取付)
イタリア車
素敵な FIRE エンジン物語 (フィアット パンダ E-141AKA タイミングベルト交換)
「以前はこんな音は鳴っていなかったと思うんですが、耳障りというかエンジンの音が随分大きくなったような気がします。走行してエンジンの回転が上がるともっとうるさくなるんですがこんなものでしょうか?」 平成11年式 E-141AKA フィアット パンダセレクタ … [Read more...] about 素敵な FIRE エンジン物語 (フィアット パンダ E-141AKA タイミングベルト交換)
タイヤからの大切なインフォメーション(アルファロメオ 156 GF-932A2 ハブベアリング交換)
「40km/hくらいでハンドルに凄いバイブレーションが出るんです…」とタイヤ前後ローテーション直後にお客様が戻ってこられました。 アルファ156 平成13年式 GF-932A2 2.0TS Selespeed 走行距離 … [Read more...] about タイヤからの大切なインフォメーション(アルファロメオ 156 GF-932A2 ハブベアリング交換)
Genuine parts ~The right choice! Reliability built-in~ (純正部品のススメ)
先日ブレーキパッド交換依頼のあったアルファロメオ。 さまざまなサプライヤーが安価な非純正部品を流通させ、それらはインターネットその他で簡単に入手できます。お客様から「推奨のパッドはありますか?」との問い合わせも、Web情報の多さと、選択肢の幅の広さからでしょう。 (リアパッドの比較。左:非純正、右:純正。摩擦材の接触面積も形状も異なります) 僕は「純正」をお勧めします。 国産車と比較すると各部部品の信頼性、耐久性に頼りなさを感じるイタリア車ですが、非純正部品を使用することで性能が向上したのはショックアブソーバくらいで、その他については安価だからと装着して満足したものは無いからです。特に今回は制動にかかわる部品ですから「正しい選択」にこだわりました。 取り寄せた純正ブレーキパッドは、フロントはGALFER製、リアはMOP … [Read more...] about Genuine parts ~The right choice! Reliability built-in~ (純正部品のススメ)
ランチア イプシロン 乗り心地改善 (LANCIA Ypsilon ZLA843)
(イプシロン 120,000km、サニーカリフォルニア 211,000km、ハイゼットカーゴ 144,000km 国内外10万キロ超走行車 揃い踏みでした) 以前から乗り心地改善のご相談があったランチア イプシロン。昨年のクラッチのオーバーホールの時には、すでに新しい KYB Excel-G が装着されていましたから、ショックアブソーバの機能が損なわれているわけではなさそうです。 平成16年式 ZLA843 左ハンドル 5MT 走行距離120,000km 僕からはお勧めできる改善案のないまま時間が経過していましたが、お客様がモンローリフレックスをご用意くださいましたので早速装着します。Webでは評判がいいとのことです。 まず最初に気がついたのは、ボディー側ブッシュの大きさの違い。(左がKYB … [Read more...] about ランチア イプシロン 乗り心地改善 (LANCIA Ypsilon ZLA843)
もう1台のアルファロメオ (ジュリエッタにも MOTUL 8100 X-cess を)
「実はもう一台あるんです…」 と、珍しい塗色のジュリエッタでご来店されたのは、過日エンジンオイル交換を実施したアルファスパイダーのオーナー様でした。 今回もエンジンオイル交換のご依頼です。 ボンネットフードを開けると、製造されて間もない匂いが温かい空気の上昇と共に顔面を覆います。 目新しい機構より先に、各部分解する手順を想像してしまう悪い癖で、このあたりは手が入りにくそうだなとか、これはVWと良く似ているな… ここはBMWと共通なんじゃないかなとか…(笑) 最近の欧州車の潮流で、ジュリエッタも小排気量レシプロエンジンにターボ過給。各メーカー部品の共通化も随分進んでいるのでしょう。オイル交換は手早く済ませ、オーナー様にお願いして試乗させていただきました。 ボディーが驚くほど固くしなや … [Read more...] about もう1台のアルファロメオ (ジュリエッタにも MOTUL 8100 X-cess を)
クルマのスポーツとは?(アルファ156 V6 2.5 本国純正仕様)
前回記事『アルファ156 V6 2.5 本国仕様サスペンション (+ KYB Excel-G ショックアブソーバー、不可解なローダウンからの脱却)』の続きです。 イタリア本国仕様のコイルスプリングとKYBのショックアブソーバを組みこんだアルファ156 平成10年式 E-932A1 V6 2.5 6MT 走行距離 … [Read more...] about クルマのスポーツとは?(アルファ156 V6 2.5 本国純正仕様)
アルファ156 V6 2.5 本国仕様サスペンション + KYB Excel-G ショックアブソーバー ~不可解なローダウンからの脱却~
前回記事『アルファロメオにイタリア本国仕様の足まわりを (アルファ156 E-932A1)』の続きです。 乗り心地改善のご相談のあったアルファ156 V6 2.5。ショックアブソーバとコイルスプリングを変更します。 平成10年式 E-932A1 V6 2.5 6MT 走行距離 … [Read more...] about アルファ156 V6 2.5 本国仕様サスペンション + KYB Excel-G ショックアブソーバー ~不可解なローダウンからの脱却~
アルファロメオにイタリア本国仕様の足まわりを (アルファ156 E-932A1)
アルファ156乗り心地改善のご相談を承りました。 平成10年式 E-932A1 V6 2.5 6MT 走行距離 118,000km 新車からお乗りになられている156 V6 … [Read more...] about アルファロメオにイタリア本国仕様の足まわりを (アルファ156 E-932A1)
アルファロメオ V6エンジン 名機たるために (スパイダー GH-916SXB)
中古車としてご購入間もないアルファ スパイダー。とても珍しい塗色は、国内に何台も輸入されていないそうです。 先月、状態把握のために12ヶ月定期点検を実施しました。 平成16年式 GH-916SXB V6 3.2 6MT 走行距離 … [Read more...] about アルファロメオ V6エンジン 名機たるために (スパイダー GH-916SXB)
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