前回記事『上がらないパワーウインドウの修理(プジョー307CC)』の続きです。 パワーウインド作動不能に陥ったプジョー307CC。内部のレギュレータはワイヤーケーブルがモーターリールにぐちゃぐちゃに絡んで、あちこちのプラスチック部品に亀裂や損傷が見られました。 通常、「パワーウインドレギュレータ」という、ドアガラスを上下させる機構部全体(場合によってはモーターも含む)を取り替えることで修理しますが、海外ではリペアキットという部分修理ができる安価な部品が販売されています。 今回、お客様のご協力を得てリペアキットの検証を行いました。 複雑な釣瓶式レギュレータを分解してリペアキットを組み付け、一時は円滑に動作するようになったのですが、ガラスの建付け調整をしていると、鋭い礫音と共に再度動作不良に陥ります。 誠に不本 … [Read more...] about 動かないパワーウインドウの修理(完成編、プジョー 307CC)
フランス車
上がらないパワーウインドウの修理(プジョー307CC)
エンジン不調が解消して好調が戻ったのも束の間、運転席のウインドガラスが下がったまま動かなくなったとお客様から連絡が入りました。 《関連記事》 プジョー307CCエンジン不調の原因は?(エンジン警告灯点灯) プジョー307CCエンジン不調(最終回、エンジン警告灯点灯) 平成16年式 GH-A307CC RFN AL4 走行距離 … [Read more...] about 上がらないパワーウインドウの修理(プジョー307CC)
イスタンブールからの贈り物(プジョー307CC パワーウインド修理)
先日エンジン不調でお預かりしましたプジョー307CC 《関連記事》 プジョー307CCエンジン不調(最終回、エンジン警告灯点灯) エンジン不調が解消したのも束の間、運転席パワーウインドが下がったまま動かなくなったとお客様よりお知らせがありました。 お預かり中に不調になることもある輸入車各車。お客様には様々な場面でご理解をいただいています。パワーウインド機構の故障は中でも頻度が高いものです。そして、部品供給形態によってはパワーウインドモーターと一体になり高額な修理になりがちです。お客様といろいろ相談した結果、東欧トルコ … [Read more...] about イスタンブールからの贈り物(プジョー307CC パワーウインド修理)
プジョー307CCエンジン不調(最終回、エンジン警告灯点灯)
前回記事『プジョー307CCエンジン不調の原因は?(エンジン警告灯点灯)』の続きです。 診断開始時、過去の一時的な断線を画面表示していた1番インジェクターは、一旦フォルトをクリアすると出現することはなかったので、過去の故障暦の消去忘れなども考慮して、故障原因探求順位を下げました。 平成16年式 GH-A307CC RFN AL4 走行距離 … [Read more...] about プジョー307CCエンジン不調(最終回、エンジン警告灯点灯)
混沌のダイアグノスティクス(プジョー 307CC エンジン不調・警告灯点灯)
エンジン警告灯が点灯し、エンジン不調のプジョー307CCは、診断過程でイグニッションコイル不良が否定されました。 平成16年式 GH-A307CC RFN AL4 走行距離 … [Read more...] about 混沌のダイアグノスティクス(プジョー 307CC エンジン不調・警告灯点灯)
プジョー307CCエンジン不調の原因は?(エンジン警告灯点灯)
「エンジン警告灯が点灯しエンジンが不安定になりました。点火系でしょうか? 1気筒が機能していないような感じがします。」 とご相談があったのはプジョー307CCにお乗りのお客様からでした。 平成16年式 GH-A307CC RFN AL4 走行距離 85,000km お察しのとおり、2.0リットルのRFNエンジンのイグニッションコイルASSYは、4気筒分が一体になっていて、故障事例の多い部位です。まずは専用外部診断機PP2000を接続して現在の故障の状況を閲覧します。 現在進行の故障(Permanet fault)はNo.1シリンダのミスファイアを検出していました。その他一時的な故障(Intermittent … [Read more...] about プジョー307CCエンジン不調の原因は?(エンジン警告灯点灯)
クーペからカブリオレへ ~自動格納式オープンルーフの修理(プジョー206CC)~
前回記事『プジョー206CC … [Read more...] about クーペからカブリオレへ ~自動格納式オープンルーフの修理(プジョー206CC)~
プジョー206CC オープンルーフ及びパワーウインド修理
油圧シリンダーからの作動油漏れでオープンルーフ動作不良に陥ったプジョー206CCの修理を承りました。 初めて修理する機構です。お客様にはいろいろなご協力とご理解をいただき、さらにご準備をお願いして作業に取り掛かることになりました。作業時間の予想ができないのが最大の難所です。 まずはリアクオータガラス開閉不良の修理。206CCは、屋根を開ける動作を選択すると、まず4枚のウインドガラスが下がります。 右リアのクオータガラスが下がったままになっていましたので、釣瓶式レギュレータの不良でしょう。多くの同機構の不調は、ワイヤーケーブルの断線ではなく、樹脂パーツの破損が原因していることがほとんどです。 お客様は、海外で販売されているリペアキットを入手されましたので、修理に挑戦することにしました。一般的にはレギュレータ(と … [Read more...] about プジョー206CC オープンルーフ及びパワーウインド修理
プジョー 207CC ATF交換(AL4 オートマチック)
正規販社サービス工場では、交換作業を敬遠されると噂されるAL4トランスミッションのATF。新車時にトランスミッションケースに入っているATFはESSOのものだと聞きます。 そして、多くのオートマチックトランスミッションに備わるオイルクーラーが見当たらないのがAL4の最大の特徴かもしれません。 オイルクーラーを備えるものが多いのは、それほど過熱に対してデリケートな構造で、熱による劣化が急速に進むATFのためでもあるのでしょう。 (↓ドレーンコックは8mm凹スケア) 何例かAL4のATF交換を承りましたが、全て油種選択はお客様にお任せしております。それほど選定が難しく感じるからです。今回のお客様のチョイスはENEOS SUSTINA … [Read more...] about プジョー 207CC ATF交換(AL4 オートマチック)
プジョー 307SW 車検整備(GH-3EHRFN)
法定24ヶ月点検と継続検査代行(車検整備)でお預かりしておりますプジョー307SW。 平成15年式 GH-3EHRFN RFN AL4 走行距離 … [Read more...] about プジョー 307SW 車検整備(GH-3EHRFN)
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