過去に2回、タッチアップペイントについてお知らせしました。 1. タッチアップペイントが格段に上手くなる方法(筆選びと筆運び) 2. … [Read more...] about タッチアップペイントが格段に上手くなる方法(その3、修正編)
ボディーメンテナンス
タッチアップペイントが格段に上手くなる方法(その2、ホワイトパール・シルバー編)
タッチアップペイントが格段に上手くなる方法(筆選びと筆運び)の続編です。 今回は、粒子顔料が入ったパールやシルバーメタリック塗装の具体的なタッチアップの方法をお伝えしようと思います。 手間(時間)を掛ければ、本当にわからなくなるほど綺麗に仕上げることが可能ですが、今回の作業は数分から10数分で目立たなくすることを目標にしています。 まずホワイトパールの補修例です。 フロントバンパーに飛び石でついてしまった小さな傷。 バンパーの素材(PP)が黒いので、塗色のホワイトパールと明確なコントラストが出てしまい、遠くからでも目立ちます。 小さな傷なので、大げさな鈑金塗装をするほどではないと、あなたは最初に市販のタッチアップペイントを購入されると思います。 カラーコードを調べて同一色を選んで、蓋に付属のブラ … [Read more...] about タッチアップペイントが格段に上手くなる方法(その2、ホワイトパール・シルバー編)
タッチアップペイントが格段に上手くなる方法(筆選びと筆運び)
クルマの外装のキズは、ほんの少しでも大変気になるものです。 特に金属パネルについてしまったキズは放置すると錆が発生しますから、できるだけ早く処置するのが理想です。 大きな凹みを伴うキズの場合、やはり専門的な鈑金塗装を施すのがよいと思いますが、ボンネットの飛び石キズや、側面の僅かな線キズ程度であれば、それを隠すためにキズのあるパネル全体を塗装するのは、費用的にも仕上がり的にもアンバランスに感じます。 近年の鈑金塗装技術はたいへん高度になってきていますので、少し見ただけではわからないほど綺麗に仕上がりますが、補修はあくまでも補修。オリジナルの塗膜を完全に再現するのは極めて難しいのです。 ほんの少しのキズのために、せっかく統一感のあるオリジナル外装を部分的に補修塗膜で覆う修理は、何だか勿体ない気がします。 そんなこんなで、少 … [Read more...] about タッチアップペイントが格段に上手くなる方法(筆選びと筆運び)
白くなった樹脂パーツが新車のような黒ツヤに(英国王室御用達 バンパー・トリム用クリーナー by オートグリム)
カーケア用品としては珍しい、ロイヤルワラント(王室御用達)の認定を受ける英国オートグリム。世界的に有名なのは「スーパーレジンポリッシュ」というシリコン系の液体カーワックスです。主成分はシリコンですが、施工性(ムラになりにくく、炎天下でも拭き取りが容易)のよさで、プロから一般ユーザーまで、世界中に愛用者が多いと聞きます。 商品毎に異なる香料を使用しているのも、オートグリムの際立った特徴の一つでしょう。 オートグリムには外装樹脂パーツ専用のケミカル商品があり、それが今回ご紹介する「バンパー・トリム用クリーナ(BUMPER & TRIM … [Read more...] about 白くなった樹脂パーツが新車のような黒ツヤに(英国王室御用達 バンパー・トリム用クリーナー by オートグリム)
黄ばんだヘッドライトをできるだけ綺麗にしてみた(その2)
前回の記事をご覧になった懇意の同業者様が、「ほんとに簡単に綺麗になりますから、是非一度試してみてください。」とお貸しくださいましたのは、僕も気になっていた『ヘッドライトスチーマー』です。 ヘッドライトのレンズの素材が、ガラスから樹脂(ポリカーボネート)主流になり、経年で黄ばみが現れます。ヘッドライトが茶黄色に曇っていると、クルマ全体がとても古く見えてしまいます。 曇りは、主に紫外線による樹脂の黄変。これを簡単に綺麗に蘇らせると謳うヘッドライトスチーマーを検証してみました。 注)樹脂レンズ内部に亀裂が深く進行したものや、内側から白く曇るものは、思ったような改善が得られないことがあります。 キットの内容は、市販のホットドリンクウォーマーに、2種の付属ノズル。電源を供給するACアダプターとシガーライターソケット … [Read more...] about 黄ばんだヘッドライトをできるだけ綺麗にしてみた(その2)
黄ばんだヘッドライトをできるだけ綺麗にしてみた
ヘッドライトのレンズの素材が、ガラスから樹脂(ポリカーボネート)主流になり、経年劣化の黄ばみがとても気になります。 ボディーの塗装や、機関がそれと比較して劣化が少なめなのに、ヘッドライトが曇っているだけでクルマ全体が古く見えてしまうからです。 曇りは、主に紫外線による樹脂の黄変です。厚いコーティング層が剥がれだすタイプは、下処理に時間が掛かりますので根気が必要になりますが、多くの樹脂レンズヘッドライトは概ね短時間で見違えるほど光沢が蘇ります。 注)樹脂レンズ内部に亀裂が進行したものや、内側から白く曇るものは、思ったような改善が得られないことがあります。 このように薄茶色に変色したヘッドライトレンズ。 まずは#1500の耐水ペーパーで水研ぎします。 最初は研ぎ汁が茶色ですが、これが白くな … [Read more...] about 黄ばんだヘッドライトをできるだけ綺麗にしてみた
シングルポリッシャーを使ったボディーメンテナンス
ボディーのメンテナンスというと、最近は「コーティング」が主流ですが、目に見えない薄い膜にずいぶん高価な印象があります。 コーティングと一口にいっても、種類がとても豊富で、僕は未だその良否の判断ができません。だからコーティングというものを取り扱っていないのです。 ただ、ひとついえることは、どんなコーティング剤を用いる場合でも、施工するボディーの表面が滑らかに処理されていることが仕上がりを左右するということ。 僕は、ボディーメンテナンスのご相談を受けた場合、「シングルポリッシャー」+「微粒コンパウンド入り液体ワックス」で下地を整え、仕上げは「固形ワックス」という旧来の方法をご提案しています。 《施工例1 JT190 … [Read more...] about シングルポリッシャーを使ったボディーメンテナンス
そのボディーコーティングは信頼できますか?
ボディーコーティングという目に見えにくく、高価な施工が流行しています。種類がとにかく多く、その良否の判別が難しいですね。 ただ、ひとつ言えることは施工するボディの表面状態がとても大切だということ。表面が荒れて光沢がないボディをよみがえらせるようなコーティング剤はないとお考えいただいて差し支えないでしょう。冒頭のJT190ジェミニは表面をシングルポリッシャーとコンパウンド入り液体ワックスで入念に磨き、旧来の固形ワックスをかけたものです。 高価なコーティング施工をしても定期的なメンテナンス(洗車とメンテナンス用の液剤塗布)が必要です。下地をしっかりと磨き上げ、固形ワックスを塗るのと手入れの手間は大差なく、もともと良質の固形ワックスは撥水性、光沢性に優れているので満足感も十分といえるでしょう。 同じく下磨きして固形ワックス塗布したW124 … [Read more...] about そのボディーコーティングは信頼できますか?
コレは理想のボディーコーティングかもしれない(リスロン モリスWAX5000F(UVC))
「こんにちは~」 と見慣れない男性がご来店。どうやら飛び込みのセールスのようです。 セールスマン:「私共、主に床などに使う業務用のワックス等を取扱っております…」 たけし:「ええ、承知してます。工場の床のメンテなら間に合ってますが…」 セールスマン:「いえいえ、床のワックスの売込みではないんです。」 と、事業拡大の一環で、自動車整備業界に独自製品を展開している旨説明が続きました。主に自動車の外装に用いる製品のようです。 セールスマン:「こちらが特にオススメなんです!今までの常識を覆すコーティングです!」 と、スポーツドリンクのような乳白色の液体が入ったスプレーボトルを誇らしげにグイッと突き出しました。僕は、まあ、少し時間もあるし、聞くだけ聞くか… と、 しかし、 … [Read more...] about コレは理想のボディーコーティングかもしれない(リスロン モリスWAX5000F(UVC))
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