今夜、乗り心地改善をご要望のお客さまに、適切なサスペンションが備わる自動車の助手席に同乗いただきました。簡単なドラテク講座も兼ねています。 国産車であれば、標準より少し減衰力の高いショックアブソーバの装着を基本にします。乗り心地は、主観に依るところが大きいので、実際に体感していただくのが一番と思います。今回も同乗体験のための車両提供にご協力いただきました。 平成15年式 トヨタ ヴィッツ UA-SCP10 1SZ-FE 5MT 走行距離 223,000km 走行距離21万キロ時点で、TRD(KYB製)ラリー競技用ショックアブソーバを装着しています。KYB New … [Read more...] about 快適な乗り心地と運転技術向上のために(ドラテク講座・同乗体験)
ランチア イプシロン ドア開閉不調修理(ZLA843 ドアストッパー交換)
ワイパー修理でお預かりしていますランチア … [Read more...] about ランチア イプシロン ドア開閉不調修理(ZLA843 ドアストッパー交換)
ETC車載器 継続利用のお手伝い(トヨタ ラクティス DBA-NSP120 ETC取付け)
新車にお乗換えのお客様、まだまだ使用できるETC車載器を現在お乗りの車両から移設して欲しいと、依頼がありました。 平成27年式 DBA-NSP120 1NR CVT 真新しい内装にリサイクルパーツを装着すると、新旧の外観差で違和感が出やすく思います。こちらのラクティスには、販売店オプションで専用のETC車載器を装着するスペースがありますので、この場所を利用して汎用器をインストールしました。 見えない内側には、廃材でアレンジした保持具を装着していますので、頑丈に取り付けられたと思います。 … [Read more...] about ETC車載器 継続利用のお手伝い(トヨタ ラクティス DBA-NSP120 ETC取付け)
磐石のトヨタスタンダード(トヨタ アクア DAA-NHP10 点検整備)
12ヶ月法定点検でお預かりしたトヨタ アクアです。 平成25年式 DAA-NHP10 走行距離 16,000km ボンネット下に納まるハイブリッドコンポーネントや、回生協調ブレーキといわれるブレーキバイワイヤ。ここまで複雑な機械は、各部品の不良を限りなくゼロに近づけないと安全や品質を保てないでしょう。 エネルギー密度が体積、重量とも有利なリチウムイオンをメインバッテリーに使用せず、ニッケル水素を採用するのも、製造コストがまず大切なのでしょうが、安全、品質を優先しているからかもしれません。 … [Read more...] about 磐石のトヨタスタンダード(トヨタ アクア DAA-NHP10 点検整備)
低速時ブレーキジャダーの改善(GF-916C1 アルファロメオ GTV V6 3.0)
「最近、走行中にフロントブレーキパッド摩耗警告灯が点滅することがあるのと、低速でブレーキをかけるとジャダーがあります。一度診ていただけないでしょうか。」 と、ご相談がありました。 平成13年式 GH-916C1 V6 3.0 6MT 走行距離 65,000km 実は1年と少し前、同型の中古車購入についてメールでご相談があったのが、お客様との出会いでした。アルファロメオは、その魅力を五感で愉しむことが第一、と僕は思います。そのためには、オーナー様にとってネガティブでも、メカニックの立場からの情報をお伝えする必要があると考え、簡潔にお返事申し上げました。 そして熟考され、パートナーとなったのは … [Read more...] about 低速時ブレーキジャダーの改善(GF-916C1 アルファロメオ GTV V6 3.0)
不可解な欧州車の部品供給(ランチア イプシロン ZLA843 ワイパー作動不良 修理)
突然の夕立が頻繁だった夏の終わり、ワイパーが動かなくなりましたと連絡が入りました。 平成16年式 ZLA843 ランチア イプシロン 843A1 5MT 走行距離 … [Read more...] about 不可解な欧州車の部品供給(ランチア イプシロン ZLA843 ワイパー作動不良 修理)
自動車整備のインフォームド・コンセント(スズキ ワゴンR LA-MC22S エンジン異音修理)
「1か月ほど前からエンジン始動後、エンジンルームよりキュルキュルと音がするようになりました。そして、少しずつですが音が大きく、長く鳴り続けるようになってきています。また、アクセルを踏んだりエアコンをONにすると大きくなります。」 と、エンジンルームからの異音についてご相談がありました。 スズキ ワゴンR 平成15年式 LA-MC22S K6A 4AT 4WD … [Read more...] about 自動車整備のインフォームド・コンセント(スズキ ワゴンR LA-MC22S エンジン異音修理)
リアゲートが開かなくなったマーチ(DBA-AK12 日産 マーチ 12SR)
時々リアゲートが開かなくなると、ご相談があったのは日産マーチです。 平成19年式 DBA-AK12 走行距離 … [Read more...] about リアゲートが開かなくなったマーチ(DBA-AK12 日産 マーチ 12SR)
どうしてクーラント交換が重要なのか?(GF-MC11S スズキ ワゴンR ターボの例)
エンジンオイル定期交換は大切だとご存知の方でも、クーラント(エンジン冷却水)交換は意識されないことがほとんどです。 第一に交換頻度が低いことがその理由です。かつて2年毎(車検毎)に交換されていたクーラントは、現在では7年毎や11年毎と超ロングライフになっていて、自動車整備に直接携わることの無い一般の方には縁遠い存在なのかもしれません。 さて、冒頭の写真はクーラント管理が不適切だったワゴンRの水路の一部です。 平成11年式 GF-MC11S F6Aターボ 4AT 走行距離 … [Read more...] about どうしてクーラント交換が重要なのか?(GF-MC11S スズキ ワゴンR ターボの例)
ヘッドライト検査の暫定基準 ~車検時 ロービーム検査への移行~
車検コースでのヘッドライト検査が原則ロービームに移行して約2週間が経過しました。難しい計測判定に移行するので混乱は明らかと思い、僕は、8ヶ月前から各所に問題予想を投げかけましたが、特に動きがないまま平成27年9月1日を迎えました。 繁忙期でも見られないような大渋滞は全国各地で見られたのでしょう。9月14日(月)ヘッドライト検査に一部変更が加えられました。 最初はロービームで検査、不合格の場合はその場でハイビームで再検査。ハイビームでも不合格の場合は一旦コースから出て、再々検査はロービーム・ハイビーム任意で受検できるとのこと。渋滞緩和目的の暫定措置だとのことです。 ↓整備工場向けの国土交通省の文書にも同種の記載があります。 国自整第54号-2-(1)-イ カットオフラインの明瞭な理想的な配光だと、ロービーム計測・ … [Read more...] about ヘッドライト検査の暫定基準 ~車検時 ロービーム検査への移行~
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