車検整備の続きです。
前回記事『水平対向のタイミングベルト交換(スバル インプレッサ WRX STi GH-GDB 車検整備)』
ツインカムシリンダヘッドの水平対向エンジンに備わるスパークプラグは、水平方向に配置されています。エンジン点検の一つ、燃焼状態の確認にはスパークプラグの観察が欠かせません。
平成14年式 GH-GDB EJ20ターボ 6MT 走行距離 100,000km
助手席側バンクです。一見、簡単にアプローチできないように見えます。
バッテリーとウォッシャータンクを離脱すると、すぐ手の届く場所にイグニッションコイルが現れました。
後方側のコイルは、真っ直ぐに引き抜くとフレームに干渉しますので180度回転させて取り外すとスムーズでしょう。(時々、エンジンマウントの経年変化でエンジン搭載位置が下がり、コイルが抜けないものがあります。この場合、理想はエンジンマウント交換です。)
運転席側バンクも同様に、取り外しが難しそうですが、
エアクリーナボックスを取り外すと容易にコイルにアプローチできます。
燃焼状態は4気筒とも良好でした。スバル純正のスパークプラグは、長寿命プラグとしてはとてもリーズナブルです。
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