例年にない連日の猛暑。人はもちろん自動車にとっても辛い異常高温、異常高多湿の気候です。
主にユーザに委ねられるエンジンオイル交換管理。良質なエンジンオイルは、エンジン内部の潤滑を良好にすることで余分な発熱を抑えますので、特にこのような過酷な環境で差が出ます。適切な時期に実施するのが基本でしょう。
プジョー 3008 平成25年式 ABA-T85F02 走行距離 9,000km
エンジンオイルはMOTUL 8100 X-cess 5W-40。3008はオートマチックがアイシン製になったそうです。
次に、ダイハツ ハイゼットトラックは、24ヶ月点検と同時にエンジンオイル交換。
平成17年式 LE-S200P EF-VE 3AT 走行距離 68,000km
週末の軽自動車検査協会の検査コースは空いていました。来月から開始されるすれ違い用前照灯試験について検査官の方々と立ち話で意見交換しました。受検者、検査官とも不安はありますが、一定の方向性に期待したいと思います。
店に戻って、ダイハツ ムーヴのエンジンオイル交換。お盆に遠出されるとのことで、交換時期より少し早めにご来店されました。
平成19年式 DBA-L175S KF-VE 4AT 走行距離 85,000km
こちらのお客様は、5万キロ以上1台のお車を乗り続けられたことがないとのことでしたので、ご相談しながら8万キロを超える距離までお乗りいただいています。
そして猛暑の中、冷凍機フル稼働で悲鳴を上げたハイゼット トラックベースの冷凍車。特殊なエアコンコンプレッサーが到着して組み込み、HFC134aを1100g時間を掛けて少しずつ注入しました。
平成21年 EBD-S201P KF-VE 3AT 走行距離 133,000km
同じく猛暑で機能不全に陥ったHDDを換装したラップトップPCは、プジョーの診断機のアクティベーションがうまくいかず再設定。
診断結果は、後日206CCの他の作業とまとめて掲載します。
12ヶ月点検とエンジンオイル交換をご依頼のホンダ Nワゴン
平成26年式 DBA-JH1 走行距離 7,000km
エンジンオイルはMOTUL Specific Hybrid 0W-20。猛暑でエアコン安定稼動のため、アイドリングストップ機構をキャンセルできないものかとご相談がありました。確かにエアコンも定常運転が一番効率がよいと思います。
そして、いつも遠方からご来店いただいてます スズキ エスクード
平成19年式 CBA-TD54W J20A 5MT 走行距離 151,000km
先月、大変遠方にお出かけされ、約1ヶ月で4,000km走行されました。長時間アイドリングも多くあったとのことで、エンジンオイルの汚れが明らかに目立ちます。アイドリング不安定の症状を伺い、フライバイワイヤ式スロットルボデー装着車のため清掃は一旦避け、良質の燃料添加剤注入で状態の変化を観察いただくことにしました。
注入直後に効果が体感できるとてもよい燃料添加剤と思います。その後の様子をまたお知らせください。
そして最後に、24ヶ月点検でお預かりしましたダイハツ ハイゼットカーゴ
平成23年式 EBD-S321V KF-VE 3AT 走行距離 5,000km
前回のエンジンオイル交換は距離にすると1,000km少し前ですが、時間が経過していますのでもちろん交換します。走行距離はあくまで目安。実際の劣化を判断するのが重要と考えています。酷暑の中ご来店いただきました皆様、自動車をお気遣いいただき本当にありがとうございます。