正規販社サービス工場では、交換作業を敬遠されると噂されるAL4トランスミッションのATF。新車時にトランスミッションケースに入っているATFはESSOのものだと聞きます。
そして、多くのオートマチックトランスミッションに備わるオイルクーラーが見当たらないのがAL4の最大の特徴かもしれません。
オイルクーラーを備えるものが多いのは、それほど過熱に対してデリケートな構造で、熱による劣化が急速に進むATFのためでもあるのでしょう。
何例かAL4のATF交換を承りましたが、全て油種選択はお客様にお任せしております。それほど選定が難しく感じるからです。今回のお客様のチョイスはENEOS SUSTINA ATF
製油所を持つJX日鉱日石エネルギーのENEOSブランドオイルを選定されました。製造元のオイルといえば、当方でスタンダードに使用している5W-30のエンジンオイルは、日本サン石油のBLUE LUBE AIR 100%VHVI。
SUNOCOブランドで有名な日本サン石油の一般流通のないオイルですが、製法はSUNOCOとほぼ同じ。新油注入直後から交換時期まで安定した性能と大変ご好評いただいているリーズナブルなエンジンオイルです。
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