車検整備を終えた スズキ スイフト 1.3 早朝より京都運輸支局検査コースに持ち込みます。昨日組み込んだ純正(日清紡製)ライニングで、「ブレーキ鳴き」はすっかり解消しました。
平成17年式 DBA-ZC11S M13A 4AT 走行距離 76,000km
初代のスイフトはスズキの軽自動車の各コンポーネントを流用した構造で、ちょっと大きな軽自動車というイメージが払拭しきれませんでした。
それに対して、この2代目スイフト。構造が抜本的に変更され、スズキの軽自動車でお馴染みの構造はほとんど見当たりません。
フロントサブフレームにマウントされた大きなA型ロワーアーム、ステアリングラック、スタビライザはmトキコ(現 日立オートモーティブ)製 マクファーソンストラットに支えられ、リアはトーションビームがカヤバのアブソーバで吊るされてあります。
走行7万キロを超過し、リアのショックアブソーバに若干頼りなさを感じるものの、ボディー剛性や、基本的な足回りの動作に不安はなく、かつてのカルタス(AA34S)を思い出します。上位グレードのスイフトスポーツは、ノーマルでモンローリフレックスが装着される専用サスペンションで、より当時のカルタス色が濃いのではないかと察します。
こちらのエンジンは1.3リットルですが、排気マニホールドに一工夫。燃費基準をクリアするためにシリンダヘッドに三元触媒を近づけてはいますが、きっちりと4-2-1構造です。心地よい排気音はこのためかもしれません。
そして、迫力あるクラクションは欧州向けの渦巻き型で統一したのでしょう。
スズキの本気が感じられる、よいクルマだと思います。
各検査セクションで合格印をもらい、無事、新しい有効期限の車検証が交付されました。