セルモーターは勢いよく回るけれどエンジンがかからない… と搬入されてきたのは
平成14年式 LE-H42V 3G83 3AT 三菱 ミニカ 走行距離63,000km
イグニッションキーONで燃料ポンプ作動音が聞こえず、エンジンルーム内の燃料ホースを触診するとふにゃふにゃで燃料の圧力が全く掛かっていない様子です。
走行距離から判断すると燃料ポンプが機能不全になるのは早いのですが、粗悪燃料でポンプ故障に至る例がありますので、燃料タンクを車体から離脱し、燃料タンクに内蔵されているポンプの状態を確認しました。
ひどい汚れです…
ストレーナがヘドロ状の物質で目詰まりを起こしています。ポンプ周りに配置さている燃料フィルターも汚れで詰まり、ポンプに負担がかかっていたのでしょう。
燃料タンク内部も相当な汚れのため、リサイクルパーツを注文。
ポンプ、燃料残量センサーを新品にして再搭載しました。
燃料がきれいという保証はありません。ガソリンスタンドは一箇所で入れずに、ある程度分散するのが予想困難な故障を回避する秘訣かもしれません。
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