前回記事『ラリー参戦記(その4)エントラントリスト JMRC近畿ラリーシリーズ F&K KIOTO ’12』の続きです。
2012年7月15日(日)いよいよラリー当日になりました。
京都は朝方にひどい集中豪雨で、京都北部の山岳路は大荒れ。スタート開場の京都府立ゼミナールハウスに向かう国道162号には山から流れ出した土砂で所々通行困難になったり、トンネル入口が間伐材の流出で閉鎖されていたりで、ラリーがキャンセルになるんじゃないかとだんだん心配になってきました。
しかし、スタート開場に到着しますと、オフィシャルの方いわく概ねコースはクリアとのことで、一安心。
受付が開始されました。
ゼッケン、マップ(コマ図)、指示書が手渡され、僕はゼッケンの貼付や車検の準備、ナビゲータはコマ図や指示書、パスコンの確認に大忙しです。
パスコン(パスコントロール)とは指示速度変更点のことで、主に道路標識、バス停、交差点などになります。今回のラリーでは72箇所のパスコンがありました。
ドライバーズブリーフィングを経て、10時01分、1号車から順にスタート。程よく緊張しながら僕たちクルーも10時15分にスタート。長い間ラリーの雰囲気を忘れていましたが、スタートすると昔の感覚に完全に戻っていまして、ナビゲーターとの息もピッタリ。順調にチェックポイントを通過していきます。
そして、7CP(チェックポイント)の通過後、残念ながらその後のコースが土砂崩れで通行止めでラリーは中断との旨通告を受けます。最後まで走りたかったですが、7CPまでの成績で争われることになりました。
リザルトです。
自分でもビックリしたんですが、 何と 《 優勝 》 しました!!
時間が限られた中でラリーの参戦準備はなかなか厳しいものがありましたが、無事に完走し、楽しいひとときを過ごすことができました。主催者様、オフィシャルの皆様、ヴィッツを貸与くださったお客様、スタート会場にわざわざ応援に来てくださったお客様、そしてブログの記事を読んで応援してくださった皆様にこの場をお借りして改めて御礼を申し上げます。
今年2012年、アベレージラリーはあと2戦あります。スケジュールや車両の都合がうまくいけば、再度参戦を検討したいと思っています。
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