ゴルフGTiのショック交換作業を承りました。
平成13年式 GF-1JAUM 5MT 走行距離52,000km
こちらのお車は車検整備でお預かりしておりました。追加作業で乗り心地改善のため、ショックアブソーバとそれに付随するブッシュ類の交換を同時に行います。
先日『フォルクスワーゲン ニュービートルカブリオレ乗り心地改善(VW GH-1YAZJ ショックアブソーバ交換)』の記事で、大変好印象だったビルシュタインの純正交換タイプ。お客様にお伝えしますと、早速手配してくださいました。
そしてご購入時の明細を拝見してビックリ!ショックのみで送料込み約276ポンド。付随パーツ(アッパーマウント、バンプラバー、ダストブーツ)が同じく送料込みで約84ポンド。円高ということもありますが、安いですよね。1ポンド125円として約45,000円。注文後約1週間で届いたそうです。個人輸入なんて難しそうだし… という方、輸入代行応じますのでお気軽にご相談下さい。
さて、取り外した純正ショックです。
特にフロントのショックアブソーバには封入ガスによる反発が全く無く、縮みっぱなし。リアも戻りが極端に悪く、これではシフトチェンジの度に大きなピッチングが生じていたのも無理はありません。前回のビートルは走行4万キロ台、そして今回のゴルフは5万キロ台。一般に言われているショックアブソーバの寿命8万キロ程度と比較して痛みが早いような気がします。
↓こちらが交換前
↓そして交換後
僅かですが車高が上がります。これが本来の車高なのでしょう。試運転しますと、まるで車が変わったかのような滑らかな乗り心地。ピッチング低減でシフトチェンジ時のギクシャクが解消されシフトフィールも向上しました。さらにコーナリング初期のハンドル応答も向上しました。
不安定な感覚をお持ちのフォルクスワーゲンオーナーの方は、まず最初にショックアブソーバ交換がお奨めです。
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