前回『アルファダイアグ AlfaDiag を使ってみる(その1)アルファロメオ 156TS セレスピード (GF-932A2 Selespeed) エアバッグ警告灯点灯』の続きです。
アルファダイアグという外部診断ソフトを偶然発見しました。どうやらパソコンと車を直接つないで、パソコンを外部診断機として動作させる優れもののようです。
日本では、外部診断機といえばスタンドアローンの高額な機器のイメージがあります。しかし、海外ではパソコンと接続する各種インターフェイスが当たり前のように販売され、フリーソフトからシェアウェアまでさまざまな外部診断ソフトがあることがわかりました。
さて、今回購入したアルファダイアグはシェアウェアで、59.95ユーロ支払うことでライセンスを与えられます。日本円で¥8500円程度でしょうか。PayPalで買い物をしたことがある人ならば購入は造作ないと思います。
インターフェイスケーブルもアルファダイアグHPのリンクサイトから購入できます。今回はUSB接続のタイプを購入しました。こちらは24.99ユーロ。これに送料がかかります。
本当に接続できるか調べるためにアルファダイアグのホームページにはデモ版が用意されていますので、ケーブルを先に購入し、接続を確認してからソフトを購入する順序がいいかと思います。ケーブルがAir Mailで到着し、いよいよ準備が整いました。
アルファダイアグを立ち上げます。そしてまず、ポートの設定を行います。
次に、ECUのタイプを選択します。今回の車両のエンジンECUは Bosch Motronic ME3.1です。
すると、
うまく接続できたようです。ECUの詳細が列記されていて何だか楽しくなってきました。
では、フォルトコードを読み出してみましょう。
と、フォルトコードがない旨の表示が現れました。当たり前ですがちょっとつまらないですね。過去に記憶されたフォルトコードに期待していましたが… とにかく、まずは第一段階クリアです。
次回はいよいよエアバッグECUに接続してみます。
次回『アルファダイアグ AlfaDiag を使ってみる(その3)アルファロメオ 156TS セレスピード (GF-932A2 Selespeed) エアバッグ警告灯点灯』に続く。
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