マツダ ボンゴ OEMの三菱 デリカです。
他工場からの依頼でタイミングベルト、ウォーターポンプ交換作業でした。約束の時間にものすごい打音を発しながら到着。
平成15年式 KG-SK56V WL 走行距離120,000km。
このWLというエンジン、タイミングベルトはクランクプーリーに掛かってませんのでタイミングベルトの交換だけならとても簡単です。ウォーターポンプの交換は簡単そうに見えて、オルタネーターとエアコンコンプレッサのブラケットを取り外す必要がありますので、少し手間取ります。
まずは指示作業を順に取り掛かることにします。
↓すると、ファンベルトを外したときに異音の原因がわかりました。↓
クランクプーリーのトーショナルダンパーが剥離してファンベルトが掛かる部分が完全に脱離していました。原因が早期に判明して安心しました。
クランクプーリーボルトは38mm。
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☆KEEP BLUE☆ says
こんばんは。
今、仕事帰りに見させてもらってます。
帰って娘を風呂に入れなければ・・
夜ゆっくりできたら
また、見させていただきます。
それでは失礼します。
吉田 says
こんばんは 初めまして
検索していてここにたどり着きました。当方の車はボンゴブローニィのSK-56Lなのですが、1ヶ月ほど前からエアコン作動時のキュルキュル音に悩まされてきました。この原因がわからなくて、A/Cコンプレッサーを交換する一歩手前でクランクプーリーのダンパー剥離に気づき、ディーラーに交換を依頼しているところです。このWLのクランクプーリーって製品に問題がありそうのですが、どうなんでしょうね?。
たけし says
吉田さん、こんにちは。
こういったクランクプーリーの剥離はこのエンジンに限ったことではなくて、トヨタのエンジンでさえ時折見られる事例です。
ゴムと金属を接着しているのでたとえばエンジンマウントなどが剥離するようなものですからある程度の経年劣化は免れないと思っています。